大人になると忘れがちな、10代の少年少女が言えないでいる10個の考え

実際にどのようなストレスを感じ、どのような考えを抱きがちであるのか、誰でも最初は子どもであったはずなのにいつの間にかそのことを忘れてしまい、10代の少年少女の気持ちが理解できなくなってしまいがちです。

10代の少年少女が言えないでいる10個の考えをあらかじめ知っておけば、すれちがいによる無駄な労力と時間を費やさずに済む可能性が大になります。知っておいて損はないというか、いまいちど思い出しておけば参考になります。

というわけで、詳細は以下から。
10 Things Your Teenager Won't Tell You

その1：プライバシーが欲しい

14歳の少女エリナーは「一人部屋をくれないから両親なんて大嫌い！」と言っており、さらに「両親は私にそういう空間が必要だとはちっとも考えていない！」と怒っています。例え部屋が共有であったとしても、誰も勝手に中を詮索したりしない立ち入り禁止エリアとでも言うべきクローゼットや机などを与えるのは必須です。子どものプライバシーを尊重していることを示すためにも、嘘をついているか重大な隠し事をしているという具体的な理由がなければ決して家捜ししてはいけません。

その2：言うことを聞いて欲しい

13歳のキーガンは「私はママとパパにすべてを伝えたい」と言いつつも、「でも両親ががみがみ言うのを聞きたくない」と言います。子どもたちは時々、ただ単純に話を聞いて欲しいだけの時があり、問題をすべて解決するために聞いて欲しがっているわけではない、ということです。

その3：実は彼氏・彼女がいる

15歳のマーラは「私は両親に実は彼氏がいて1年間付き合っているということを言っていません。彼氏を持つことを許してくれないからです。でも両親は私たちが一緒にいることは知っていました。その度に『私たちは単なる友達よ』と言って誤魔化してきました」と言っています。

その4：成績が悪い

16歳のサムは「両親には成績が悪いってコトは言ってないね、だって言ったらどうして成績が悪いのかと聞いてくるからさ」と言っています。悪い成績を取った次のテストではよい成績を得るように努力はしているのですが「まったく勉強したくない夜もあるんだ！」と言っています。

その5：性的な話題は言いたくない

15歳のソニアは「お母さんは私がキスしたかどうか聞いてくるけどそんなことも何も言いたくありません。私の人生は私のものであってお母さんのモノじゃありません」と言います。個人的な性的体験を事細かに尋ねるのは良くないことですが、第3者的視点でアドバイスをする程度なら問題ありません。

その6：兄弟にもちゃんと責任があると考えてほしい

13歳のヘンリーは「一番下の弟が何をしても両親は怒らないので嫌いです。弟がケンカを売ってきても『あの子はまだ7歳なのよ』と言って理不尽に親はかばい立てします」と言っています。個々の状況を考えることは重要であり、あなたが公平で合理的な親だと子どもから思われない限り決して尊敬されることはありません。

その7：落ち込んでいるときに追い討ちをかけて欲しくない

17歳のエリンは「私が既に落ち込んでいるときにさらに母親が叫んでいるのを聞くと悲しくなります」と言います。

その8：トラブルを避けるために嘘をつく

19歳のアーロンは「運転するには酔いすぎているときがあるから家に帰らないんだ。もし両親にこのことを言ったら二人ともうろたえるから嘘をつくんだ」と言っています。

その9：年齢が満たないことを理由にすると失望します

17歳のイジーは「『あなたはもう17歳でしょう？それらしく振る舞いなさい』言った舌の根も乾かないうちに『それをするには若すぎるよ。まだ17歳だしな』と両親に言われるのが耐えられません。一体どうしろと？どっちかに決めてよ！」と言います。

その10：自分のことを信じて欲しい

15歳のスティーブンは「両親は自分がドラッグをしていないということを信じていません」と言っています。「僕が両親に言うことよりもほかの人が両親に言うことを両親は信じているから、親のことは嫌いだ」とも言っています。根拠もなく絶えず子どもを非難していると不信が芽生えます。誤って非難されることにうんざりしているというだけで不正なことをするようになってしまいます。本当の理由がわかるまでは子どものことを信頼しましょう。