加藤清史郎が忍たまに、映画「忍たま乱太郎」2011年夏ロードショー

朝日小学生新聞で25年に渡って長期連載されており、また、NHKでも18年に渡ってアニメが放送されている人気作品「忍たま乱太郎」(原作タイトルは「落第忍者乱太郎」)。子どもだけではなく、大人の女性たちにも人気が高く、2010年1月にはミュージカル化も果たしました。

その「忍たま乱太郎」がいよいよ実写映画化されることになりました。監督は「十三人の刺客」の公開が控えているほか「妖怪大戦争」「ヤッターマン」「ゼブラーマン」とどんな作品でも「仕事は来たもん順で受ける」という三池崇史監督。主役・乱太郎には大人気の子役・加藤清史郎がキャスティングされています。

詳細は以下から。
2011年夏公開映画「忍たま乱太郎」公式サイト
http://www.nintama-movie.com

「忍たま乱太郎」の原作は、朝日小学生新聞で1986年から連載されている尼子騒兵衛の漫画「落第忍者乱太郎」。1993年からはNHKでアニメ化され、現在まで18年にわたって放送が続く人気シリーズとなっています。

物語は三流忍者の家に生まれた乱太郎が、豪商の息子・しんべヱ、天涯孤独で異常にドケチなきり丸らと共に忍術学園で忍たま(忍者のたまご)として学園生活を送る様子を描いています。映画は、髪結い所を経営しているカリスマ髪結いの斉藤幸隆と、その息子で忍術学園四年は組の斉藤タカ丸の家に暗殺者が現われ、幸隆とタカ丸が“抜け忍”としてウスタケ忍者から命を狙われていることが発覚。乱太郎や忍術学園の生徒たちが友達を救えるのか、というストーリーです。

主人公・猪名寺乱太郎を演じるのは大河ドラマ「天地人」の与六(直江兼続の幼少期)を演じて一躍話題となり、現在はCMで「こども店長」としてもよく知られている加藤清史郎。乱太郎と同じ一年は組の生徒たちには8歳から10歳の子役が配役されています。演じる乱太郎との共通点について、清史郎くんは「たまにトラブルに巻き込まれるところが乱太郎と似ています。性格はまあまあ似てるかな」と語っています。このほか、きり丸を演じる林遼威くんは「きり丸はお金が大好きで、自分の性格とは正反対です」、しんべヱを演じる木村風太くんは「しんべヱは食べることが大好きで和菓子が好きなんですが、僕も和菓子が好きです」とそれぞれの役柄について語りました。

四年生の斉藤タカ丸役を演じるのは「天地人」で喜平次(上杉景勝の幼少期)を演じて加藤清史郎と共演した溝口琢矢。幼年時代の与六が発した「わしはこんなところ来とうはなかった」は2009年の新語・流行語大賞にノミネートされるほどでしたが、今回、タカ丸と乱太郎との絡みで何か名台詞は飛び出すのでしょうか。

は組の教科担当教師・土井半助は「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」で俳優デビューした三浦貴大が、実技担当教師の山田伝蔵役は映画・ドラマ・CMで活躍する寺島進が演じます。三浦さんは昭和60年生まれの24歳ということもあって「アニメは小学生のとき見ていました」とのこと。「他の先生方よりは子供と年が近いので、お兄さんぐらいのポジションでいられたらと思ってます」と土井先生を演じることへの意気込みを語りました。一方、寺島さんの演じる山田先生は「伝子」という女装姿をたびたび披露する役柄。女装については「そこはまだベールに包まれています（笑）」と語った寺島さんですが、果たしてどのような女装姿なのか、あまり想像しない方がいいのかも……。

三池監督(後列左)、寺島進(後列中央)、三浦貴大(後列右)、そして1年は組の生徒たち。

映画は2011年夏に全国ロードショーとなります。

◆情報
原作：尼子騒兵衛「落第忍者乱太郎」（朝日新聞出版刊）
アニメーション「忍たま乱太郎」
監督：三池崇史 / 脚本：浦沢義雄
出演：加藤清史郎　　林遼威　木村風太　三浦貴大　寺島進　ほか
配給：ワーナー・ブラザース映画
公式サイト www.nintama-movie.com

© 2011 実写版「忍たま乱太郎」製作委員会