世界最大のSNS「Facebook」を作った男たちを映画化した「The Social Network」予告編公開、「何人かの敵も作らずに5億人の友達を得ることはできない」
2004年2月に「女の子にもてたい、知り合いたい」という不純な動機によるハーバード大学の学生向けSNSとしてスタートし、あれよあれよという間に巨大化してしまったSNSが「Facebook」です。基本的には実名主義で、自由にFacebook上でアプリケーションを作ることができる「Facebook Platform」を2007年5月に公開、さらに2008年5月にはFacebookが持つ情報を外部サイトで利用できる「Facebook Connect」を公開してさらに巨大化、これを手本にしてmixi・Gree・モバゲーなど日本のSNSも似たようなオープン化を進めているほど。
そしてFacebookは2010年4月時点でユーザー数は4億人、サイトへの訪問者は毎月5億人となっており、Facebook創始者である同社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は2010年に「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に当時25歳の最年少でランクインし、推定総資産額は約40億ドル(約3574億円)というとんでもない人物となっています。
そんなFacebookを作り上げた男たちの物語を映画化したのが「The Social Network」という映画で、監督は「セブン」「ファイトクラブ」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のデヴィッド・フィンチャーとなっています。再生は以下から。
The Social Network - Official Site
http://www.thesocialnetwork-movie.com/
YouTube - ' The Social Network ' - Official Movie Teaser Trailer (2010/I) HD
「Punk(ちんぴら・青二才)」
「Genius(天才・鬼才)」
「Prophet(予言者)」
「Traitor(反逆者・裏切者)」
「Billionaire(億万長者)」
「何人かの敵も作らずに5億人の友達を得ることはできない」
CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏の顔
「the social network」
アメリカでは2010年10月1日に公開予定となっており、日本での公開は現時点では未定です。
原作は「The Accidental Billionaires:The Founding of Facebook A Tale of Sex, Money, Genius and Betrayal」というタイトルのノンフィクション(ただしCEOにはインタビューできていない)で、日本語で書くなら「偶然の億万長者:Facebookの設立、セックス、金銭、天才、そして裏切りの物語」という感じであり、決してノウハウ的な内容や成功への話ではなく、もっとドロドロとしたものとなっていて、以下のページを読むと大体のあらすじがわかります。
キレイゴトでないフェースブックの物語 - 「The Accidental Billionaires」 - Tech Mom from Silicon Valley
ハーバードの起業家たちの奇妙な青春ドラマ "THE ACCIDENTAL BILLIONAIRES" by Ben Mezrich WEDGE infinity(ウェッジ)
Ben Mezrich『The Accidental Billionaires』読み始め(5章まで読了) - クライアント・サイド・スクリプティング with Web Standards
なお、公式サイトのポスターはどうやら「The Man Who Fell To Earth」(地球に落ちてきた男)を模したデザインとなっており、映画の内容を知っている立場からすると、実に意味深です。
・関連記事
Twitterでフォローを外されたり、mixiでマイミクを拒否られるタイプ8種類、あなたは大丈夫? - GIGAZINE
脱獄したにもかかわらずウェブ上の日記を更新し続ける男が現在も逃走中 - GIGAZINE
テロリストに自動車を売ってしまった女子大生がFacebookで大落胆 - GIGAZINE
米国で急成長中のSNS「Facebook」のソースコードが流出 - GIGAZINE
「ポルシェはヨワムシ野郎、全力でかかってこいや」とBMWミニ・アメリカが挑戦状を叩きつける - GIGAZINE
「なぜなぜどうして?」とGoogleで検索されている質問トップ10 - GIGAZINE
強盗に入った少年らがペットの猫を電子レンジで殺害、ネットで批判続出 - GIGAZINE
・関連コンテンツ