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なぜそのソフトがクラッシュして強制終了したのか教えてくれるフリーソフト「AppCrashView」


Windows XPとWindows Server 2003以降のバージョンには「Windows エラー報告 (WER)」と呼ばれる仕組みがあり、OSとアプリケーションのクラッシュデータをキャプチャする機能があります。このクラッシュデータには、クラッシュ時に実行されていたモジュール (コントロールおよびプラグイン) だけでなく、ドライバーおよびアプリケーションに関する情報も含まれています。このようにして収集された情報を表示し、なぜそのソフトがクラッシュして強制終了したのかを教えてくれるのがこのフリーソフト「AppCrashView」です。

ダウンロードは以下から。
AppCrashView - View application crashes (.wer files)
http://www.nirsoft.net/utils/app_crash_view.html

上記サイトから「Download AppCrashView」と書いてあるリンクをクリックして「appcrashview.zip」をダウンロードしてExplzhなどの解凍ソフトで解凍します。


解凍して出てきた「AppCrashView.exe」をクリックして起動します。


起動すると「WERファイル」の読み込みが始まります。


読み込み終了。このようにしてクラッシュして強制終了したアプリケーション名や日時、その原因などが表示されます。


「View」から「HTML Report - All Items」を選ぶと、全クラッシュレポートを作成することが可能です。


このような感じのレポート一覧表ができあがります。


クラッシュデータを見ても自分ではよくわからないという場合は詳しい人にこのデータを見せたり、あるいはアプリケーションの開発元などにクラッシュデータを送りつける必要があるわけですが、そういう場合には該当するデータを選択してから「File」を選び、「Save Selected Items」を選択。


あとはファイル形式をテキストファイル、CSVファイル、HTMLファイル、XMLファイルなどから選んで保存すればOKです。


なお、このソフトはWindows 7/Vista・Windows Server 2008で動作するようになっており、将来的にはWindows XP/2000/2003のDr. Watson (Drwtsn32.exe) やその他のデバッグ用ツールのデータも読み込めるようにするとのことです。

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in レビュー,   ソフトウェア, Posted by darkhorse

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