取材

均一居酒屋の代表格「鳥貴族」が全品半額だったので二人で食べられるだけ食べてみました


関西圏を中心に東海、関東にも店舗を展開している焼鳥チェーン店「鳥貴族」。焼き鳥からご飯、ドリンクまでメニューの全てが同じ価格に設定されている"均一居酒屋"の代表格でもあり、サラリーマンや若者を中心に支持を得ています。

2月24日(水)にその第164号店として兵庫県伊丹市に新しい店舗がオープンしたのですが、オープン当日と翌日は全品半額記念キャンペーンを行っているという情報を知り、さっそく行ってみることにしました。果たして、食べられるだけ食べたとき、どれぐらいの料金になるのでしょうか。

レビューは以下から。
店舗情報 | 伊丹店 | 全品280円均一の焼鳥屋 じゃんぼ焼鳥「鳥貴族」

通常の営業時間は18時から26時ですが、キャンペーン期間中は17時から23時と変更になっています。というわけで17時ごろにお店に着いたのですが……。


”全品半額”の効果は大きかったようです。


この行列……。


階段の上までびっちり詰まっています。


いったいどれぐらい待てば入れるのでしょうか……。


こういったチラシが配布されていたようなので、この日を待っていた人が多くて当然ですね。通常は時間制限はないのですが、この日は2時間制限がかけられていました。


そして並び始めて約1時間半。とっぷりと日が暮れました。


「鳥貴族のうぬぼれ」。「たかが焼鳥屋で世の中を変えたい」というすごい言葉が。


「店で串うち だから新鮮 だからうまい」


と、壁に貼られたものを読んでいるうちに階段の一番上に到着。


ようやく入店です。


秋冬メニューはこんな感じ。とりあえずメインっぽい貴族焼から串焼、塩焼までを全部注文してみることにしました。


ほかにも肉詰、たれ焼、創作逸品料理と続きます。


こちらはお酒を飲む人用のあっさりした小鉢、そしてサラダ、デザート。


〆のご飯は釜飯からお茶漬けまでいろいろあります。


とり釜飯は注文から炊きあがるまで約30分かかるそうです。この日は混雑していることもあり、最初のオーダー時にしか注文できない仕組みになっていました。


注文が届くまでテーブル周辺をチェック。ここに七味などの薬味が入っています。


下は箸入れ。


と、言っている間にメニューが到着し始めました。すごい勢いです。


手前が「もも貴族焼 たれ」、奥が「むね貴族焼 たれ」。1品につき2本セットです。唐揚げなどだと、むね肉はどうしても旨味がもも肉より少ないので安くなっているのですが、ここは均一料金なので同じ価格。そのため、同じ価格で食べられるもも肉はお得な感じがしました。むね肉は脂分が少なくぱさついているため、タレが染みこまず中途半端な印象。


「もも貴族焼 塩」(手前)と「むね貴族焼 塩」(奥)。もも肉は塩とも相性が良かったですが、やはりむね肉はぱさつく感じ。どこのお店でもむね肉はこんな感じですが、もも肉と同価格なのでより残念に思ってしまったのかも。


貴族焼ラストは「もも貴族焼 スパイス」(奥)と「むね貴族焼 スパイス」(手前)。スパイス味に限ってはむね肉にいい味がついていました。そもそも、肉の大きさも違っており、運良く一番美味しい部分に当たったのかも。もも肉だと脂っこさとスパイスで味が濃くなり過ぎでした。


テーブルの上が埋まっていきます……。


串焼の「もも肉黒酢ダレ焼き」。中華料理の「鶏肉の黒酢あんかけ」みたいな感じ。


「もも肉タレマヨ焼き」。大葉がアクセントになっていますが、マヨネーズのせいかタレの味があんまりしませんでした。


「もも肉カレーマヨ焼き」。亀田のカレーせんのようなカレー風味。ちょっとやっちまった感があります。


「ささみ梅マヨ焼き」。梅ソースをたっぷりつけてもあっさり風味。


「もちもちチーズ焼き」。もちチーズなどではなく、もちにチーズを乗せたものっぽい。非常にモチモチしており、胃にしっかり残ります。


「塩ニンニク焼き」。塩ダレにニンニクが含まれているのですが、タレはどうしても流れてしまうのでニンニク風味としては強い方ではありませんでした。


「牛串焼」。鶏肉ばかり食べていると他の肉の味が懐かしく思えますが、やはり牛肉は他の食べ方の方が美味しいかも。


「豚バラ串焼き」。豚バラはもっと脂がジュルっと出てくるような焼き方ができるはずなので、少し残念。


「ソーセージ串焼き」。細くて長いソーセージ、ちょっとピリ辛なのは一味がかかっているせいかも。おつまみっぽい味わい。


ここまでが串焼でした。ここからは塩焼。


「つくね塩」。スパイスが効いていますが、味自体は薄め。


「なんこつ」。唐揚げを食べることは多いですが、串で食べるのは珍しいかも。唐揚げと同様にコリコリです。


「砂ずり」。飲み屋メニューの定番ですね。


「手羽先」。けっこう小振りな手羽先。串で食べるのに慣れてきているので、骨を取り除くのが面倒に感じました。


「つくねチーズ焼き」。相変わらずつくねは味が薄め。チーズが意外と味に影響を及ぼしていませんでした。


「かわ塩」。脂たっぷりコテコテ。


「三角/ぼんじり」。皮を上回る脂分。真ん中の骨(しっぽ部分?)が邪魔でした。


「ハート塩」。食感はやわらかめで、口に入れた瞬間まるで「餃子の王将」のメニューのような強烈なニンニク風味が広がります。


「やげんなんこつ」。焼き鳥のナンコツというとこっちの方をよく見かける気がします。コリコリとした食感が好きな人は多いのではないでしょうか。


「ささみ」。脂分の少ない部位なので口の中が乾いてしまいました。大量に食べていると脂まみれになるので、脂の少ないささみにはなんだか救われた気分。


「せせり」。再び脂たっぷりの部位。鶏の首の部分だそうです。


できればタレ焼まで行きたかったのですが、このあたりでお腹が一杯になり挑戦を断念。これが戦いの痕跡です。


ごちそうさまでした。


なんでしょうか、この長いレシートは……。ちなみに合計金額はドリンク4杯分を含めて8820円。それが半額になったので、最終的に支払った金額は2名で4410円でした。この分量を考えるとむちゃくちゃお得。


忙しげな店内。お店を出た時も、まだ階段に行列ができていました。


この開店記念セール、伊丹店では2月25日(木)も17時から行われます。また、3月10日(水)にオープンする近鉄高田市駅前店でも行われるようです。

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in 取材,   試食, Posted by logc_nt

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