「ゴージャス☆デリシャス☆デカルチャぁ～♪」のCMソングで有名な「超時空飯店 娘娘(にゃんにゃん)」のランチを食べてみた

1000万人もの住民を乗せて銀河の中心へ向かう超長距離移民船団マクロス・フロンティア。船団はステルス攻撃空母「バトル・フロンティア」を総旗艦として、宇宙空母、護衛宇宙空母、ステルスフリゲート、バトル・フロンティアを接続する巨大居住艦アイランド1、農業プラント艦など大小数千隻の宇宙船で構成されています。「娘娘」はフロンティア船団の中にも支店を出している宇宙規模の中華料理チェーン店で、「ゴージャス☆デリシャス☆デカルチャぁ～♪」のCMソングでも知れ渡っています。近年はアイドルとなったランカ・リーがかつてバイトしていた店としても有名です。

もちろんこれは現実の話ではなく、アニメ「マクロスF」の中の話。しかし、11月21日から「劇場版マクロスF 虚空歌姫～イツワリノウタヒメ～」が公開されるのを記念して、ファミリーマートとのコラボレーションを行い、実際に”超時空飯店 娘娘”メニューが11月24日(火)から発売されています。

ということで、CMソングの「おいしいにゃん」が本当なのか確かめるため、買ってきて食べてみました。
マクロスＦ×ファミリーマート 劇場版 マクロスＦ～イツワリノウタヒメ～コラボ商品発売！｜商品情報｜FamilyMart

超時空飯店セット、全7品目。以前商品化され、今回の映画でもしっかり登場していた「まぐろ饅」がないのがちょっと残念です。

メインメニューの一つ、「ゼントラ☆麻婆豆腐チャーハン」(398円)。

1食589kcal。「ゼントラ」とはマクロス作中に出てくる巨人族ゼントラーディの言葉で「大盛り」の意味ですが、大盛りの割にはカロリーが低め。

麻婆はけっこう辛口。

一方、玉子チャーハンは薄味でちょっと甘みを感じるぐらい。麻婆の辛みが強くてチャーハンを圧倒しますが、カレーライスみたいな感じでガッツリ食べられます。

もう一つのメインメニュー「レンジ豚骨醤油ラーメン」(395円)。

1食あたり421kcal。

レンジでチン完了。

味は醤油風味が強め。レンジタイプのラーメンのスープはちょっと濃くなりがちで苦手です。これ、インスタントラーメンではダメだったのでしょうか。

「ピリ辛ホットドッグ」220円。

「こんな旨辛めったにないんだからね」とシェリルのお墨付き。

これは劇中でシェリルとアルトが食べて、あまりの辛さにはき出していたもの。とても「ピリ辛」なんてレベルではありません。

「ランカ・リーパン」110円。

”超時空シンデレラ”ランカ・リーと「ラン(卵)」「カリー(カレー)」をかけたネーミングです。

このようにカレーと卵が入っているというわけ。何でもカレー味に染めてしまうカレーですが、卵の強さにちょっと押されている感じ。カレーパンとしては、もうちょっとカレーの分量を増やしてほしかったところ。

「パインケーキ」120円。

特に何が入っているわけでもない、ちょっとパイン風味の菓子パンでした。

食後の一杯、「杏仁マンゴー」100円。ランカパックとシェリルパックがあるわけではなく、1つのパックの表裏に二人とも印刷されています。

主人公のアルトは側面にいました。

かなり薄い黄色。

杏仁豆腐の残りの汁をマンゴー風味にしたような、引き延ばした甘みがします。ちょっと甘すぎて、カレーパンと一緒に飲んだりするのはつらいかも。

最後は食後のデザート「三色ソースの杏仁豆腐」220円。

白玉のように見える部分はすべてクリーム。甘くて三時のおやつにぴったり。

ちなみにチャーハン、ラーメン、ホットドッグの3種類は地域によって味が違うそうで、例えば関東だと「ゼントラ☆チャーハン」「レンジねぎチャーシューラーメン(醤油)」「ピリ辛ホットドッグ(トマトソース)」になっています。映画を見る前にこれで腹ごしらえをしていくと万全かもしれませんね。