メモ

心理学教授が解き明かしたキスの秘密


親愛を表す行為として行われるキスによってなぜ喜びの感情を引き出すのか調べるため、キスしたときの一連の化学反応について解析が行われたとのこと。その結果、男性と女性とではキスをしたときの反応がムードによって違うということが判明したそうです。

詳細は以下から。
Kissing feels so pleasurable due to hormone surge, find scientists - Telegraph

研究を行ったのはラファイエット大学で心理学を教えるWendy Hill教授のチーム。ストレスで分泌されるコルチゾールと社会行動を調節する神経伝達物質オキシトシンという2つのホルモンについて研究は行われました。

15組のカップルに手を握ってキスしてもらったときの変化を調べてみると、ストレスホルモンのコルチゾールが減少したそうです。しかし、ストレスを軽減させる働きがあるというオキシトシンに関しては男性のみが上昇。その後、研究を繰り返したところ、女性の場合は大学の保健センターようなムードの少ない場所ではホルモンが急増しないことが分かったそうです。


「この研究はキスが複雑な意味を持つ行為で、ホルモンの変化を促していることを示している。私たちは、キスを誰としているか、そしてどのように感じているかを気にしがちですが、実際にはもっと多くの事が起きている」とHill教授は話しています。

キスがどのようにしてホルモンの変化を促す働きをしているのかは不明ですが、唾液に含まれるフェロモンが交換されることによってホルモンが変化すると考えている研究者もいるそうで、「他人と細菌を共有することで体内の防衛機構を強化させることができるかもしれない」とラドガーズ大学のHelen Fisherさんは話しています。

オキシトシンには人への信頼感を上げる効果もあるそうなので、お互いの親近感を上げたいカップルは普通の場所よりもムードのある場所でキスした方がいいようです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
日本人は1回眠るとなかなか目が覚めず、キスで目覚めたことがある人は17カ国中最下位 - GIGAZINE

キスしている2人の少女のシーンをロマンチックに描いたCMに罰金 - GIGAZINE

24時間以上のキスをして車を手に入れた女性 - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.