鬼太郎たちが東海道のあちこちに出没している浮世絵「妖怪道五十三次」
水木しげるロードの中に真ん中にあるのが水木しげる記念館。漫画家・水木しげる氏の生い立ちからその作品に登場する妖怪たちまでいろいろなものを紹介しており、中でも歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」をもとにした「妖怪道五十三次」はそれぞれの浮世絵をもとに妖怪たちを登場させた傑作。多くの鬼太郎グッズも展示されていたのでまとめて紹介します。
詳細は以下から。
ここが水木しげる記念館。1階は水木先生の生い立ちから現在までの写真が展示されていたり、仕事場が再現されていたりします。
2階にはグッズやパネルが展示されています。壁際にあるのが「妖怪道五十三次」。
歌川広重の「東海道五十三次」をもとにそれぞれの宿場に妖怪を登場させたもので、下にオリジナルの絵があって比較できるようになっています。「日本橋」は鬼太郎一行の旅立ちが描かれています。
「平塚」にはがしゃどくろが登場。
「金谷」。巨大妖怪そろい踏みの一枚です。
天竜川の渡し、「見附」。
「舞坂」。
「関」。果たして「怪」印の本陣に泊まっても大丈夫なものなのか……。
「阪之下(坂下)」。鈴鹿峠越えは大変そうです。
「土山」。雨が降っているのはいったいどの妖怪のせいなのか。
「水口」。かんぴょう干しの邪魔をする網切とねずみ男。
「石部」。倩兮女(けらけらおんな)が怖い。
旅が終わりを迎える「京師(三条大橋)」。鬼太郎一行でなければ無事に通り抜けられなさそうな妖怪道でした。
こちらはパネル展示「鬼太郎の変遷」。アニメは第1期から第5期でそれぞれに個性があることは知っていましたが、マンガ版には12種類もの顔があるそうです。
境港市は世界妖怪協会から怪遺産に認定されていました。
ぬいぐるみ。なんだかねこ娘の顔が怖い。
鬼太郎おしゃべり人形。どんな声でしゃべってくれるのでしょうか。
妖怪退治陣取ゲーム。ちょっとやってみたい。
部屋の隅に置かれてきた不気味な顔。
松竹の映画「ゲゲゲの鬼太郎」で使われた座敷童子だそうですが、顔だけ置かれるとかなりイヤです。
ちなみに、一角には水木しげる氏の著作を読めるコーナーもあるので、ゆっくり座って読むことも可能。
鬼太郎やねこ娘、呼子を演じた声優さんによるサインなどもあるので、気になる人はぜひ行ってみて下さい。
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