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タイムマシンはあと3ヶ月以内に完成するとロシアの数学者が主張


「ドラえもん」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などSF要素のあるフィクション作品に登場するタイムマシン。実際に完成してしまったらとんでもないことになりそうなのですが、過去へ繋がるトンネルの扉が3ヶ月以内に開くだろう、とロシアの数学者達が主張しているそうです。

詳細は以下から。The world's first time machine Tunnel to the past could open door to future within three months, say Russians News This is London

欧州原子核研究機関(CERN)は宇宙の起源を知るために、ビッグバン後の10億分の1秒を再現する事を目的とした原子破壊の実験をジュネーブで5月に行おうとしているのですが、彼らの実験が宇宙の構成に亀裂を入れると、ロシアの数学者達は信じているそうです。


モスクワの数学協会のIrina Aref'eva氏とIgor Volovich氏は「実験による原子破壊のエネルギーによって微粒子が光の速さに近いスピードで衝突し、過去への扉が開かれる。もしエネルギー量が十分にあれば時間は歪み現在と未来をつなぐタイムトンネルも発生する」と述べています。

しかし、CERNのメンバーでイギリスの素粒子物理学の第一人者でもあるBrian Cox博士は数学者達のクレームには非常に懐疑的で「できのいいSFストーリーにすぎない。宇宙線の衝突エネルギーは我々の作り出すエネルギーよりはるかに大きい。5億年間宇宙線の衝突が行われてもタイムトラベラーは現れなかった。SF好きの物理学者スティーヴン・ホーキングも今後の量子重力論によって時間跳躍の可能性はおそらく閉ざされると提唱している」と答えています。

タイムトラベルが今後可能になるなら、すでに私たち自身が未来人と遭遇しているはず、というのはよく批判される点ですが、アインシュタインの物理法則ではタイムトラベルで遡れる時間は最初にタイムマシンが発明された時までと提唱されているので、将来タイムマシンができる可能性はゼロではないのかもしれません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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