買いたいコーヒーNo.1に選ばれたマクドナルドのコーヒー、知られざるこだわりと秘密に迫る


1月22日にオリコンランキングにて公開された「買いたいコーヒーNO.1はどこ?」というオリコン顧客満足度調査にて、第1位になんとあのマクドナルドが輝きました。3位のモスバーガーが6.45点、2位のドトールが6.68点といずれも6点台なのに対して、なんと7.31点と唯一の7点台をマーク。コーヒーのおいしさ評価を見ると、スターバックスやドトールといったコーヒー専門店に肉薄する評価であり、ほとんど大差がないという状態です。ここまで来るとあとは値段勝負になり、わずか「100円」という値段はかなりお買い得、圧倒的な評価を得て1位になるのも納得。

こうなってくると気になるのが、一体何が原因でこれだけ専門店に匹敵する味を出すことに成功しているのか?という点。

そこで今回はマクドナルドのコーヒー担当の方に、一体何をどうすればこのような味を出すことができるのか、味と値段の両立という通常では成し得ないことを成し遂げたその秘密について、迫ってみたいと思います。
まずはマクドナルドでコーヒーを5つ注文。数が多かったためか、店員さん総出でドリップマシンと格闘中。


できたてのコーヒー。急いで持ち帰ります。


この段階でもまだいい香りがしていました。


ふたをとってみた。かなりなみなみと入っている。


色を見るためにグラスに移したところ、ちょうどギリギリの量でした。


上の方は濃厚な茶色。


ミルクを入れてかき混ぜる。


いい色をしている。


マクドナルドのコーヒーは久々に飲みましたが、普段飲んでいるのがインスタントだったので格段に美味でした。100円だとサイズがSなのであんまり量はないのかと思っていたら、予想以上に入っていて驚きました。

GIGAZINE(以下、G):
公式サイトの商品情報の説明では「厳選したコーヒー豆」とあるのですが、具体的にはどのような豆を使っているのですか?

マクドナルド(以下、M):
グアテマラ、コロンビア、ブラジル、エチオピアの4つの産地のものを使っており、豆はアラビカ種100%です。それぞれ産地で異なった基準によって等級が分かれているのですが、どれもその国の基準で上級のものを使用しています。

G:
このオリジナルブレンドの味は昔から同じなのですか?

M:
その時代のニーズに合わせて変えています。1年ぐらい前から味を改造するプロジェクトがあり、日本全国3800店舗で徐々に変えていくようにしています。

G:
時代によって味が違うということですが、これは国によっても変わってくるのですか?

M:
はい、国によって全然味が違っていて、日本のマクドナルドのコーヒーの味は日本独自の味になっています。

G:
ページを見ると、「お店で丁寧にドリップ」という説明がされているのですが、それぞれの店舗ではどういう作業を行っているのですか?

M:
挽きたての豆を工場で窒素充填し、パッキングされたものが店に納入されています。あとはそれぞれのお店にコーヒーを抽出するマシンがあるので、店でドリップするという形ですね。

G:
なるほど、説明通り「お店で丁寧にドリップ」ということですね。てっきりインスタントコーヒーみたいなものかと思っていました。えらくしっかりと作っているんですね。

M:
実は違うんです。ドリンク類の中でもコーヒーは年間1億2000万杯ぐらい飲まれている隠れたベストセラー商品なので、さらに力を入れていくことでコーヒー単体でも楽しんでもらえるようにと考えています。

G:
今回、オリコン発表で「専門店に優るとも劣らない味」という評価で、値段なども加味した総合計でコーヒー第1位になったことについてどう思われましたか?

M:
プロジェクトを組んでコーヒーの味の改良に努め、コーヒー専門店にも負けない味を100円で実現しているので、その点を認めてもらえて嬉しいです。

G:
100円で実現したというのがすごいですよね。今後のコーヒーの予定などありますか?

M:
これから夏に向けてアイスコーヒー用のブレンドを追求していくプロジェクトを進めています。

G:
あと、以前マクドナルドでアルバイトしていた人に聞いたら「コーヒーにこんなフタついていたっけ?」と言っていたのですが、これは新しくついたものなのですか?

M:
はい、パッケージもリニューアルしています。ドライブスルーも多いので自動車の中でもこぼれず安心して飲めるように開閉式のフタになっており、飲み口も広くとってあるので熱い中身が突然口の中に入ってこないようになっています。

これがそのフタ。飲み口部分が開閉式で、押し上げて止めておくことができる。


G:
最後に、マクドナルドでアピールしたいことというのはありますか?

M:
アルバイトのクルーもコーヒーを入れるトレーニングを強化しています。どんなにいい豆を使っていても、コーヒーを入れる人間がオペレーションを把握していないとちゃんとした味を提供することができないので、かなりトレーニングプログラムを強化しました。

G:
やっぱり最後は入れる人の腕にかかってくるのですか?

M:
そこまで難しいことではないですが、なぜそのオペレーションが必要なのか、きちんとしたオペレーションをした場合としなかった場合を比較して体感してもらうことで意識向上につながったのではないかと思います。ゆくゆくは全国で一人一人が心がけてくれればと思っています。

G:
なるほど、お話ありがとうございました。

ということで、意外と言っては失礼ですが、豆はかなりしっかりしたものを使っており、コーヒー専門店と同レベルのものを提供していることがわかりました。質は他店に肉薄していて100円という安価で提供しているのであればオリコン発表の評価も納得です。

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