試食

シュポシュポ煙が出るらしい加熱式駅弁を片っ端から食べてみました


「ミスター味っ子」で見て以来気になっていた加熱式の弁当。それを初めて採用した弁当会社「淡路屋」が宅配サービスをしていることを知り、早速加熱式の弁当を全部注文してみました。やはり猛烈な蒸気を噴き出しながら加熱するのでしょうか。

詳細は以下から。
今回注文したのはJR西日本指定の弁当屋「淡路屋」。加熱式弁当は「すきやき弁当」、「播磨王」、「穴子弁当」、「すきやき御飯」、「あっちっち牛塩タン弁当」の5種類。インターネット受付のE-宅配は神戸と大阪の一部地域のみとなっています。

お弁当の淡路屋

巨大な紙袋に包まれて配達。


淡路屋のロゴ。


暑いところに置かないよう注意があります。


こんな感じに積まれてる。


ひとつずつ取り出して縦に積んだら、結構な高さになりました。


並べてみたところ。上2つは八角形の箱で下3つが四角形。


ヒモを引っ張ると加熱されます。


図付き説明。


諸注意。航空機で食べるのは禁止のようです。


まずは穴子弁当から加熱します。


あれ、あまり煙が出ない。


かなりの高温。加熱後は瞬間的に84度まで上がっていました。


熱が行き渡るまで時間を置いて、開けてみたところ。


タレとしば漬・ウェットシートが入っていました。


具はこんな感じ。


タレと漬物を乗せて完成。


味はかなりウマイです。冷えた弁当のようなモサモサした感じがなく、食堂で出てくるような食事に。加熱するだけでこれほど違うのかと驚きました。

次に牛塩タン弁当。


やっぱり煙はあまり出ない。


箱の中。


塩と山椒としば漬け付き。おてふきはありません。


かなりシンプル。


子袋を全部乗せると豪華な感じに。


あっさりとしていて食べやすいです。しかしそれほど具が多くないため、米とのバランスを考えて食べていかないと最後の方で後悔することになります。

次はすきやき御飯。


煙に期待するのはやめたほうが良いのか。


付属物は何もなし。ヒモを引いて時間が経ったら、そのまま食べ始めましょう。


味付けがかなり濃い目。具が少なく見えますがこっそりゴボウが大量に紛れ込んでいます。米まですきやきの味がじっくり染み込んでいるので、のどが渇きやすい。薄い味付けが好きな人は避けた方が無難です。

すきやき弁当。


8角形の箱の方も煙の量は変わらず。


なんと生卵付き。


卵をからめて食べるすきやきが楽しめるようになっています。


生卵のせいか先ほどのすきやき御飯とは違ったアプローチで、よりすきやきらしい味になっています。手軽にすきやきを味わいたい人にはオススメ。

最後に「播磨王」。E-宅配のリストになかったのでアンケート欄に書いて注文しました。実はこの弁当、注文メールの返信では製造休止中と書かれていたのですが、当日配達された袋には何故かしっかり入っていました。ありがとう淡路屋。


音は出るが、勢いのある煙は見えず。


ポン酢が付いています。


あっさりとした具材が多く、今回頼んだ5個の中では一番栄養バランスが良いのではないでしょうか。しかしこの弁当、普通に食べ進めていくとひっそりと仕掛けられた罠に引っかかってしまいます。なぜならフタを開けたら見える具の下には、大量のワカメとマロニーがぎっしりと敷き詰められているから。見事に引っかかった編集者はワカメとマロニーをポン酢で延々と消化することになりました。

ちなみに弁当の下には生石灰と水を組み合わせた発熱ユニットがあります。


反応後の消石灰は肥料などに再利用できるとのこと。


当然、弁当は上げ底になっていて、外箱から見たほどのボリュームはありません。


播磨王とすきやき弁当の発熱ユニットはこんな感じ。


実質半分ぐらいのスペースが発熱ユニットです。


ユニットの中身はこんな感じ。


結局5種類とも猛烈な勢いで蒸気を噴き出すということはなかったのがちょっと残念。「ミスター味っ子」では勢いよく煙が出ていたような気がしたのですが、記憶違いでしょうか。冷静に考えてみればそんな危険なモノは販売できませんよね。熱もすごい高温になったのは穴子弁当のみで、他の弁当は65度程度まで。それでも持っていられないほどは熱くなるので、食べる機会があれば気をつけてください。

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in 試食,   動画, Posted by darkhorse_log

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