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YouTubeとGoogle、ついに10億ドルの損害賠償で訴えられる


ついに来るべき時が来たという感じですが、アメリカにある巨大メディアグループである「Viacom」(バイアコム)社がYouTubeとGoogleを著作権侵害で訴え、10億ドル(約1179.9億円)の損害賠償などを求めるそうです。

勝敗の行方やいかに?

詳細は以下の通り。
海外ではいたるところで速報として流れています。

PC World's Techlog Viacom Goes After YouTube

Viacom sues YouTube for $1 billion - MSN Money

Variety.com - Viacom sues YouTube, Google

これによってGoogleの株価は現在急落中。


YouTube deal a bust for Google investors so far - MarketWatch

Viacomが主張しているYouTubeに無断掲載されて視聴されたムービーの本数は約16万本。それが合計15億回も無断で視聴されたとしています。

ちなみにViacomはMTVやCBSといったメディアを抱える世界最大のメディア企業。2007年2月20日には自社コンテンツの全削除をYouTubeに求めており、それと同時にSkypeの創業者提供する新しいインターネットテレビ企業「Joost」には利用する権利を認めており、それとの兼ね合いで今回の提訴に踏み切ったと思われます。

Googleはどうやら迎え撃つ気満々のご様子ですが、これで世界はどの方向へ変わるのでしょうか?そして、Viacomの動きに追随して次々と裁判が起こされてしまうのでしょうか?気になるところです。

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in メモ,   ネットサービス, Posted by darkhorse

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