ピクサーが社内システムを「Google Apps for Your Domain」に乗り換え


ピクサー・アニメーション・スタジオが今までのMicrosoft ExchangeとOutlookの社内システムから、Googleの提供する「Google Apps for Your Domain」、日本では「Google アプリ 独自ドメイン向け」という名称で提供されているサービスに切り替えるとのこと。理由としては、ピクサーの内部ではさまざまな種類のパソコンが動いており、それらに対応するのが大変なため、ブラウザから簡単に利用できるオンラインサービスを選択したとのこと。

また、今後数週間以内にGoogleはこの「Google Apps for Your Domain」を企業が使う場合に料金を課すことを考えているとも報じられています。これは「プレミアム バージョン」のことではないかと言われており、ここにそのページがあります。社員一人あたり1カ月の利用料金は数ドルだそうですが、これでついにグーグルは明確にマイクロソフトの領域へ足を踏み込むことになるようです。

詳細は以下の通り。日本国内とはまた違ったアメリカでのビジネスの状況が見えてきます。
Google Steps Into Microsoft's Office

Googleのエンジニアリング担当副社長ダグラス・メリル氏は「初めて一般の消費者向けのウェブアプリケーションが、企業が使うのに十分なレベルに達した」と言っており、既に何千もの組織に所属している数十万のユーザーがこの「Google Apps for Your Domain」を使っており、大きな組織の例だと、アリゾナ州立大学が今月にも所属する6万5000人の学生をGmail、Googleカレンダー、カスタマイズされたスタートページへ移行させる計画だそうです。

しかしマイクロソフトも黙っているわけはなく、無料でドメイン名が取得でき、サイトが構築できる「Office Live Beta」というサービスを開始しており、これは無料プランから有料プランまでを既に揃え、Googleの見積もりによると25万社ほどの中小企業がこの「Office Live Beta」を利用しているようです。このあたりは最初からビジネス向けにサービス提供を意識して開発したマイクロソフトと、一般ユーザー向けにサービスを開始したGoogleとの差異が現れています。

そんなわけで海の向こう、米国ではどうやら間もなくマイクロソフトのオフィス製品群及び新しいウェブサービスと、Googleのウェブサービスなどなどとの間で、主にビジネスユーザーの争奪戦が始まるようです。日本ではどうなるのでしょうかね?

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