ClaudeにAI透かしが追加されることで職場や学校でAIを使用していることがバレてしまうかもとユーザーが不満げ

EUで施行される法律に基づき、AnthropicはAIが生成するコンテンツに「透かし(ウォーターマーク)」を入れることを決定しました。この決定に、一部のAIユーザーが反発しています。
Some Claude users are mad that Anthropic's new watermarks will catch them using it at their jobs, classes | TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/08/12/some-claude-users-are-mad-that-anthropics-new-watermarks-will-catch-them-cheating-at-their-jobs-classes/

今回問題となったEUの法律は「AI法第50条」で、何らかのシステムにAIが関与する場合に明示しなければならないと定めるものです。具体的な規定の1つに、「AI提供者は、AIが生成または編集したコンテンツを検出できるように、生成物へ透かしを追加しなければならない」という内容が含まれています。
この法律に準拠するため、AnthropicはAI生成物に透かしを入れることを決定しました。AI法第50条が2026年8月2日から施行されていることに合わせて、この日以降にリリースされるすべてのモデルで透かしを追加し、以前のモデルも順次対応を進めるとしています。
Claudeの生成した文章に「目に見えない透かし」を埋め込むとAnthropicが発表、日本を含めた全世界で適用される予定 - GIGAZINE

この決定に対し、一部のユーザーが反発しています。オンライン掲示板RedditのAI板に投下されたある投稿は、「段落を再構成するためにClaudeを使った学生、200ページにも及ぶ原稿の要約をAIに依頼したジャーナリスト、創作に行き詰まって同義語を求めた作家たちが、額にデジタルタトゥーを刻まれることになる。そのタトゥーは『AI作成』ではなく『AI処理済み』というもので、単に翻訳や誤字修正に使っただけの人と0から丸ごとAIに頼った人に同じタトゥーが付与される。しかし、このタトゥーを見る人は、そんな違いなんて気にしない」という意見でした。ただ、Claudeで実際に「AI作成」「AI処理済み」という言葉が使われるかどうかは定かではありません。
この意見には「透かしが気に入らないなら使用をやめればいい」といった反論意見もあります。
このほか、「他人にウソをつく人だけがこのシステムを嫌うのだろう」といった投稿、「人間が書いた文章が、AIが編集を手伝ったというだけで『AI生成』になってしまう可能性があるが、これはばかげているように思う」という投稿が寄せられています。

一方で単純な誤字修正等におけるAI検出の精度に疑問を感じる声もあります。Anthropicは、テキストには「目に見えない透かしを埋め込み、テキストをコピーして他の場所に貼り付けても一緒に移動し、編集後も残る場合がある」と説明していますが、実際は単語の並びや言葉の選び方といったパターンで検出されるはずです。そのため、単に誤字を修正したり、句読点の位置を調整したりするだけで透かしが埋め込まれるとは考えにくいためです。
上記に関連する意見として、「Claudeにスペルミスを修正させるだけの場合、テキストそのものは既にできあがっているため、何かを埋め込む自由度は全くありません」という投稿があります。
また、そもそも他人の作品を大量に取り込んで生成された物に透かしを入れること自体が偽善ではないかと不満を述べる投稿もありました。
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