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1280円買い切りでVPNと広告ブロック機能が使えるAndroidアプリ「SafeSurf VPN」レビュー


ブラウジングしていると、時に重い広告に出会ったり、混雑した電車の中で隣の人に見られたくないような成人向けバナーに出くわしたりすることがあります。また、出先でネットショッピングやオンラインバンキングを利用したいのに、通信量の都合でセキュアではないフリーWi-Fiを使わなければならないこともあるかもしれません。そんなとき、Android向けのアプリ「SafeSurf VPN」は安全なブラウジングを実現してくれて、広告やマルウェアもブロックしてくれるということなので、使ってみました。

SafeSurf VPN:安全で高速なVPN - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.snowlife01.openvpn

広告バナーが出ること自体は問題なくても、バナーの読み込みが重かったり、成人向けな内容のバナーが出て周りに見られたくない状態になったりと、困りごとが発生することがあります。「SafeSurf VPN」を使うと、こうした広告をブロック可能。また、単なるブロッカーではなく、仮想的に専用ネットワークで接続する仕組みを使うVPN(Virtual Private Network)アプリなので、通常のインターネット接続よりも安全性を高めることができます。


まずはGoogle Playの「SafeSurf VPN」のページにアクセスし、「インストール」をタップ。


すると、ホーム画面に以下のようなアイコンが出現します。


アプリの初回起動時にはSafeSurf VPNによってできることの説明があり、右下の「→」アイコンで次のページへ進みます。まず表示されたのは「ネット上のデータを保護」。SafeSurf VPNはIPアドレスと仮想的な位置情報を変更されて、トラフィックが第三者に盗み取られないよう保護されます。このため、インターネット上で行った活動内容がプライベートに保たれるようになります。


続いて「公衆Wi-Fi上でも安全を保つ」。公共交通機関や飲食店、病院などでフリーWi-Fiが提供されていることがありますが、通信が暗号化されておらず、通信内容を盗み取られてしまうおそれがあります。SafeSurf VPNを使えば、フリーWi-Fiスポットでオンラインショッピングやネットバンキングといった口座情報を扱う通信をしても安心です。


3点目は「ノーログポリシー」。SafeSurf VPNは「データとプライバシー保護」を最優先にしていて、ユーザーのオンラインでの活動内容や通信データは一切収集・保存・共有していないとのこと。


4点目は「マルウェアからの保護」。SafeSurf VPNには広告やトラッキング、マルウェアのブロック機能があり、インターネット環境を安全かつ快適に保ってくれます。


5点目は「地域制限の回避」。インターネット上のコンテンツの中には、特定の地域からのアクセスをブロックしているものがあります。SafeSurf VPNを使うと、「あたかもその地域にいる」かのようにアクセスが可能なので、地理的制約から解き放たれます。これが最後なので「✔」アイコンをタップ。


SafeSurf VPNのメイン画面に移動しました。


SafeSurf VPNを使うときにやることは、画面下部の「サーバーを選択する」をタップ。


次に「広告ブロック」か「通常(広告ブロックなし)」かを選んで接続元にしたい国を選択するだけ。特定の国にする必要がない場合は一番上の「スマートロケーション」を選ぶと最適なものが自動的に選ばれます。


選択すると、どこからの接続になるかが地図とともに表示されます。「スマートロケーション」だと最適なところが選ばれるということで、今回の場合は大阪からの接続になっていました。さらに「接続する」をタップすると接続されます。


ここからはアプリの本領発揮というところなので購入が必要。なお、料金体系はサブスクリプションモデルもありますが「1280円で買い切り」というオプションが用意されています。買い切り購入の場合、「購入する」をスワイプしてください。


決済が完了すると「VPNが作成されます」というダイアログが表示されるので、右下の「OK」をタップ。


続いて、接続リクエストを求めるダイアログが表示されるので「OK」をタップ。


VPNに接続されると、このようにメイン画面中央の電源アイコンが点灯し「接続されました」というメッセージが表示されます。


VPN使用中は画面右上に鍵マークが表示されて、すぐに見分けがつくようになっています。


アプリ購入後はメイン画面などに表示されていた王冠マークも消えました。


選べるVPN接続先一覧はこんな感じ。スマートロケーション以下は国名・地域名がアルファベットで並んでいます。アルゼンチン、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、ブラジル、カナダ、スイス、チリ、コロンビア、チェコ共和国、ドイツ、デンマーク、エストニア、スペイン、フランス、イギリス、ギリシャ、香港、ハンガリー、インドネシア、イスラエル、イタリア、日本(大阪、東京)、韓国、カザフスタン、メキシコ、マレーシア、オランダ、ノルウェー、フィリピン、ポーランド、ルーマニア、スウェーデン、タイ、台湾、ウクライナ、アメリカ合衆国(シカゴ、ダラス、ロサンゼルス、ニュージャージー)、ベトナム、南アフリカが選べます。


ウェブサイトの中には一部の国からの接続しか許可していないものがあり、たとえば海外旅行中にアクセスしようとしたらブロックされてしまうということが発生する可能性があります。しかし、VPNを利用すれば、たとえ海外にいても、日本からアクセスしているのと同じ状態でウェブサイトを利用可能です。

メイン画面左上のアイコンをタップするとメニューが開きます。


メニューの中身はこんな感じ。


設定内容は「スリープ中はVPNをOFFにする」「通知設定」「クイックパネル」の3項目。スリープ中にVPNをOFFにするかどうかはトグルスイッチで切り替えます。


通知はデフォルトだとOFFになっています。


クイックパネル内に「SafeSurf VPN」ボタンを配置することが可能です。


また、広告ブロックの効果はこんな感じ。マルウェアやトラッキングもブロックしてくれます。なお、一部の広告は表示されますが、「よくある質問」内に記載がある通り、SafeSurf VPNがGoogleのポリシーを順守しているためでエラーなどではありません。


広告ブロックありのサーバーを利用した場合の一例。ディレイは22.2ms、アップロードは328.3kB、ダウンロードは2.7MBとなっています。


広告ブロックなしのサーバーを利用した場合の一例。ディレイは14.4ms、アップロードは11.8kB、ダウンロードは28.5kBとなっています。サーバーによって速度は変わりますが、広告ブロックありのほうが広告ブロックなしよりもアップロード速度、ダウンロード速度とも高速でした。


「SafeSurf VPN」は税込1280円でずっと利用可能です。

SafeSurf VPN:安全で高速なVPN - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.snowlife01.openvpn

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in レビュー,   ソフトウェア,   広告, Posted by logc_nt

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