X(旧Twitter)への投稿で雇用トラブルになった場合は訴訟費用の支援を行うとイーロン・マスクが発表
X(旧Twitter)への投稿や「いいね」、再投稿(以前の「リツイート」)などが原因で雇用主から不当な扱いを受けた場合、法的手段に出るのであれば金銭的な支援を行う方針であることを、Xのオーナーであるイーロン・マスク氏が明らかにしました。
Musk's X to pay legal bills of people 'unfairly treated' for posting on platform | Reuters
https://www.reuters.com/legal/musks-x-fund-legal-bills-people-treated-unfairly-due-posting-platform-2023-08-06/
Musk vows to pay legal costs for users who get in trouble at work for tweets : NPR
https://www.npr.org/2023/08/06/1192394226/musk-vows-to-pay-legal-costs-for-users-who-get-in-trouble-at-work-for-their-twee
マスク氏は支援額について「制限はない」と述べました。
If you were unfairly treated by your employer due to posting or liking something on this platform, we will fund your legal bill.
— Elon Musk (@elonmusk) August 6, 2023
No limit.
Please let us know.
また、単に訴訟を起こすだけではなく、取締役会の追及も行っていくことを表明しています。
And we won’t just sue, it will be extremely loud and we will go after the boards of directors of the companies too
— Elon Musk (@elonmusk) August 6, 2023
支援がどのような仕組みで行われるのか、マスク氏がいうところの「雇用主からの不当な扱い」が具体的に何を指すのかは不明です。
なお、Xのキャッシュフローは依然として広告収入がピーク時より少ないため、マイナスであることがわかっています。
イーロン・マスクが「Twitterは広告収入が50%減しキャッシュフローは依然としてマイナス」とぶっちゃける - GIGAZINE
また、マスク氏はSNS「Threads」を作ったMetaのマーク・ザッカーバーグCEOとリアルファイトをする見込みとなっています。
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