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超コンパクトなのにボタン一発で効果音やOPムービーも流せるローランドのスマホ向けライブ配信ツール「GO:LIVECAST」を使ってみた


スマートフォンを使っていつでもどこでもライブ配信を行うことが可能になりましたが、PCと比べると配信でできることに限界があり、どうしても「撮って出し」になってしまいがち。ローランドの「GO:LIVECAST」はスマートフォン向けのライブ配信ツールで、小さく軽量で持ち運び簡単でありながらさまざまな機能を搭載しており、効果音やムービー、画像を挿入するなどといった高度なライブ配信をスマートフォンでも行えるようになるとのことで、実際にGO:LIVECASTを使ってYouTubeでライブ配信をしてみました。

Roland - GO:LIVECAST | Livestreaming Studio for Smartphones
https://www.roland.com/jp/products/golivecast/

GO:LIVECASTがどんな見た目なのかは以下の記事でチェック済み。

重量わずか180gでコンパクト&持ち運び簡単なローランドのスマホ向け配信ツール「GO:LIVECAST」フォトレビュー - GIGAZINE


そして、実際にスマートフォンでGO:LIVECASTを使ってライブ配信をするまでにはどんな準備をすればいいのかは以下の記事を読むとよくわかります。

スマホにアプリを入れるだけで高度なライブ配信が可能になるローランドの配信ツール「GO:LIVECAST」のセットアップまとめ - GIGAZINE


アプリをインストールしたスマートフォン、コンデンサーマイク、ライン入力用の電子鍵盤と接続したところが以下。なお、GO:LIVECASTの消費電力は330mAなので、モバイルバッテリーでも十分起動します。


◆ライブ配信開始
配信を開始するには、画面上部の一番右にあるアイコンをタップします。前回の記事で設定した通り、YouTubeで配信することを想定し、「YouTube」をタップ。なお、YouTubeでライブ配信をする場合はチャンネル登録者数が50人以上である必要があります。


すると、設定画面が表示されます。「Title」にライブ配信タイトルを入力。「Scope」は配信の公開設定で、Public(公開)、Unlisted(限定公開)、Private(非公開)を選択可能。配信タイトルと公開設定を決定したら左上の「<」をタップ。


「配信スタート」をタップすると、配信を開始できます。


YouTubeを確認すると、確かにライブ配信に成功していました。なお、デフォルトで解像度の設定は1280pとなっていました。


アプリ上部の右から2番目にある吹き出しアイコンをタップすると、配信中のコメントを表示させることが可能です。


◆ライブ配信中の操作
GO:LIVECASTには1~6番までのボタンがあり、ライブ配信中に押すことで対応した音声や映像を流すことができます。


実際にどんな感じで流すことができるのかは以下のムービーで見ることができます。

GO:LIVECASTはボタン一発で音楽やムービーをライブ配信中に流すことができる - YouTube


ボタンに対応したコンテンツを選択するには、画面上部の一番左にあるアイコンをタップ。1~6番のボタン対応が表示されるので、各ボタンの右上にあるグリルアイコンをタップすれば、対応コンテンツを編集できます。


例えば1番ボタンではBGMを選択できます。デフォルトでもさまざまなBGMが収録されていますが、「ライブラリ」をタップすることで任意のBGMを設定することも可能です。


2番・3番は効果音


4番・5番は写真やムービー


6番は表示するテキストを設定可能。右下の「NEW+」をクリックすることで、任意のテキストを登録できます。


また、同じLAN内にGO:LIVECASTアプリをインストールしたスマートフォンを接続することで、2台目のスマートフォンをサブカメラとして登録し、画面内にインサートさせることもできます。


マイクアイコンをタップすると、表示されたスライドバーを動かすことでマイク音声にリバーブをかけることができます。


PCで配信する場合は高機能な配信ソフトのおかげで、誰でも簡単に高度なライブ配信を行うことができます。一方で、スマートフォンは基本的に「撮って出し」のライブ配信になってしまうことが多く、配信中に好きな音楽や画像を流したりテキストを表示させたりといったことができないこともしばしば。このGO:LIVECASTを使えば、スマートフォンでも設定次第で十分高度なライブ配信を行うことが可能。さらに持ち運びもラクラクで、モバイルバッテリーでも十分動作可能なほどコンパクトなので、例えば「路上演奏をリアルタイムでライブ配信したい」「キャンプやハイキングなどの出先から気軽に配信したい」といったアウトドアでのライブ配信需要にも十分応えてくれるツールだと感じました。

ローランドのGO:LIVECASTは定価が税込2万9700円。Amazon.co.jpでも取り扱われており、記事作成時点では税込1万6500円で購入可能でした。

Amazon | Roland ローランド / GO:LIVECAST Live Streaming Studio for Smartphones (GO LIVE CAST) | オーディオインターフェイス | 楽器・音響機器

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in レビュー,   モバイル,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by log1i_yk

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