時速20kmで走行し360度衝突回避センサーや音楽プレイヤーまで搭載したハイスペック過ぎるオフィスチェアをフォルクスワーゲンが開発
ドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲンが、時速20kmで走行可能なオフィスチェアを開発しました。このオフィスチェアは360度の衝突回避センサーやタッチ対応ディスプレイ、USB充電器などを備えたハイスペックなオフィスチェアに仕上がっています。
Norges mest populære arbeidsplass på fem hjul
https://www.volkswagen.no/no/norges-mest-populare-arbeidsplass-pa-fem-hjul.html
Volkswagen built a Star Trek captain’s chair that goes 12mph - The Verge
https://www.theverge.com/2022/11/11/23453665/volkswagen-star-trek-office-chair-video
フォルクスワーゲンが開発したハイスペックオフィスチェアがどんなものになっているのかは、以下の動画を見るとよくわかります。
Slik lagde vi Norges mest populære arbeidsplass på fem hjul - YouTube
これがフォルクスワーゲンノルウェーが開発したハイスペックオフィスチェア。
エンジニアチームはフォルクスワーゲンの自動車と同じくらい座り心地の優れたオフィスチェアを作ることを目指し、ハイスペックオフィスチェアを開発しました。このオフィスチェアでは、オフィスチェア自体を運転したり、クラクションを鳴らしたり、音楽を再生したりすることも可能です。
さらに、自動車のヘッドライトのようにオフィスチェアの前方を明るく照らすことができます。
さらに、最大時速20kmでの走行も可能。
設計
モデリング
試作
オフィスチェアのホイールは直径の大きなメインホイールが2つと、直径の小さなサポート用のホイールが3つの計5つ。
右の肘置きにはスイッチ類が配置されており、ヘッドライトを点灯させたり電源を入れたりUSB充電用のポートが配置されていたりします。
ヘッドライトとは別にオフィスチェアの側面を伸びるようにLEDライトが配置されています。
これにより、暗所でもオフィスチェアの存在を大々的にアピール可能です。
最大12kmの距離を走行可能なため、「1日を通してオフィス内のコーヒーマシンや会議室を行ったり来たりすることができる」とフォルクスワーゲンは主張しています。
左の肘置き部分にはタッチ操作に対応したディスプレイがあり、オフィスチェアの背面に搭載されたカメラの映像を確認したり、360度衝突回避センサーで検知した周囲の物体に関する情報をチェックしたりができます。なお、360度衝突回避センサーについて、フォルクスワーゲンは「上司や同僚が絶えずあなたに忍び寄る危険な場所に潜んでいる可能性があります。バックカメラや360度センサーにより、上司の接近を寄せ付けないようにすることができます」とジョークを飛ばしています。
もちろんフォルクスワーゲンの刺繍ロゴ入り。
ホイールもフォルクスワーゲンのロゴ入りです。
この他、オフィスチェアには収納スペースも用意されており、ノートPCや年次報告書などの書類を収納することもできるようになっています。
なお、このハイスペックオフィスチェアはあくまで広報用の一環として開発されたオフィスチェアであるため、一般向けに販売される予定はありません。
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