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百発百中のレーザー照準式「ナイフ投げマシン」を作り出したYouTuberが登場


ハリウッド映画でヒーローが華麗なナイフ投げを披露する姿に憧れたことがある人は多いはず。映画に登場する達人顔負けの正確無比なナイフ投げが可能な装置を自作したムービーが、YouTubeで公開されています。

Knife Throwing Machine! - YouTube


今回ナイフ投げマシンを制作したのは、YouTubeチャンネル・Quint BUILDsのエンジニアであるQuint氏です。


学生時代にマーシャルアーツに打ち込んだというQuint氏がこのナイフ投げマシンを作ろうとしたきっかけは、映画『沈黙の戦艦』を見たことでした。


Quint氏は、スティーブン・セガール氏が演じた海軍特殊部隊のケイシー・ライバックが、劇中で見事なナイフ術や百発百中のナイフ投げを披露するのを見て足が震える思いだったとのこと。


しかし、実際にナイフ投げに挑戦すると、ナイフを空中で適切に回転させて標的に当てるのは至難の業だということが分かりました。


そこでナイフ投げマシンを作ることにしたQuint氏は、「さまざまな距離から10本のナイフを連続して投げられること」「ケーブルで電源につなぐ必要がない可搬式だということ」「人に持ち運びができるほど軽量なこと」という3つの目標を掲げて設計に入りました。


基本的なコンセプトは、高性能サーボモーターでベルトを動かし、ナイフを投げるというもの。モーターを2つ使えば出力が単純に倍増するだけでなく、片方を少しだけ高速にすることで、ナイフに回転を加えることができます。


これはちょうど、竹とんぼの原理と同じです。


ナイフを保持する機構には、電磁石を採用しました。


開発中には、勢いが強すぎてナイフを投げる部品が砕け、散弾銃のように飛び散るといったトラブルに見舞われる一幕も。


ナイフを投げるタイミングを制御するプログラムの作成は、Quint氏の13歳の息子が担当しました。


ソフトウェア面でQuint氏が手伝ったのは、どのような回転を加えればナイフが空中で1回転と4分の1回転して目標に突き刺さるかの計算だけだったとのこと。


さらに、Quint氏はマシンにLiDARセンサーを取り付けて、距離に応じてナイフを投げる速度を変化させる機能も追加しました。


こうして完成したナイフ投げマシンは、レーザーポインターを照射した場所ぴったりに10本のナイフを投てきできるほど正確無比です。


距離の変化への対応もばっちり。


Quint氏は投げナイフマシンを完成させた感想として、「子どもたちに素晴らしい教育体験を提供できただけでなく、私のナイフ投げに関する20年来の思いを解決してくれるものにもなりました」とコメントしました。

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in 動画, Posted by log1l_ks

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