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面倒な準備なしで簡単にDNSの実験が行える「mess with dns」


プログラマーのジュリア・エバンスさんが、DNSを使った実験が行えるサイト「mess with dns」を公開しています。

mess with dns
https://messwithdns.net/


New tool: Mess with DNS!
https://jvns.ca/blog/2021/12/15/mess-with-dns/

DNSを用いた実験には「DNSレコードを作成することに抵抗がある、あるいはドメインを持っていない」「DNSクエリが見えないため何が起こっているのかを理解するのが難しい」「どういった実験を行うべきかわからない」といった問題があります。こういった問題を解消し、実際にどのような実験を行えばいいかを例示しながらDNSの動作を学ぶことができるというのが、「mess with dns」です。mess with dnsでは用意するのが面倒なドメインがあらかじめ用意されており、DNSクエリを確認することも可能。さらに、どんなDNS実験を行えばいいかがわかる実験事例も多数用意されています。

使い方は簡単で、mess with dnsにアクセスして「Start experimenting」をクリック。


すると、以下のような画面に遷移します。画面上部の赤枠部分にあるのがmess with dnsが生成したサブドメイン。


何をすればいいかわからないという人は、画面右端にある「Try an experiment!(実験してみよう)」にある事例に挑戦すればOK。実験事例は上から「Tutorial experiments(チュートリアル実験)」「Weird experiments(奇妙な実験)」「Useful experiments(便利な実験)」という3つのカテゴリが用意されています。


試しに「1. Create an A record(Aレコードを作ろう)」をクリックしてみると……


Aレコードの作成手順が表示されました。


というわけで、この手順に合わせてドメインをIPアドレスに置き換える「Aレコード」を作成してみます。「Add a record」のNameに「orange」、IPv4 Addressは「213.188.218.160」、TTLは「60」と入力し、Typeは初期設定の「A」を選択して「Create」をクリック。


すると「Add a record」の下部に「All DNS records」という欄が生成され、今回作成したAレコードが表示されます。Name部分にある「orange.pegasus22.messwithdns.com」というURLをクリックすると……


以下のようなオレンジの画像が表示されました。このページはIPアドレス「213.188.218.160」の専用ページで、どのホストヘッダーが設定されているかや、どのドメインが要求されているかに関わらず常にオレンジの画像を表示します。


さらに、「Requests」部分にはサブドメインのレコードに対するリクエストがリスト表示されます。


なお、mess with dnsで用意されている3つの実験は、それぞれ以下のような内容になっているので気になる人はどんな実験が用意されているのかチェックしてみてください。

チュートリアル実験:DNSを初めて利用する人が基本を学べる。
奇妙な実験:DNSがうまく動作しないケースを学べる。
便利な実験:ウェブサイトや電子メールの設定など実用的なDNSタスクを設定できる。

また、mess with dnsはオープンソースプロジェクトとしてGitHub上で公開されており、問題が発生した場合はここから報告可能です。

GitHub - jvns/mess-with-dns-backend
https://github.com/jvns/mess-with-dns-backend

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in レビュー,   ネットサービス, Posted by logu_ii

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