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Windowsのスクロールバーには「一瞬でクリックした場所まで移動」などの隠し操作がある、Windows 2000で実装


Windowsにおけるスクロールバーの操作は通常、「上/下の矢印をクリックして1行ずつ移動」「矢印とハンドル部分の間をクリックして1ページずつ移動」「ハンドル部分をドラッグして特定の位置に移動」の3種類があります。Windows 2000以降はスクロールバーの操作に右クリックメニューが追加されたほか、新しい操作が1つ用意されています。

A brief history of Windows scroll bar shortcuts - The Old New Thing
https://devblogs.microsoft.com/oldnewthing/20260922-00/?p=112719/

Microsoft開発ブログでレイモンド・チェン氏がWindowsスクロールバーショートカットの簡単な歴史を解説しています。チェン氏によると、1985年にWindow 1.0がリリースされてからしばらくの間、スクロールバーの操作方法はごく基本的なものに限られていたそうです。

しかし、2000年に正式リリースされたWindows 2000では、スクロールバーに右クリックメニューが追加されました。このメニューには、既存のマウス操作に対応するものに加えて、新しい操作が1つ追加されていました。

Windows 11でも、エクスプローラーのスクロールバーでは右クリックメニューが表示されます。従来のスクロールバー操作で行えた「前のページ/次のページ(1ページずつ移動)」「上にスクロール/下にスクロール(1行ずつ移動)」、従来は「Home」「End」のショートカットキーで操作できた「最上部」「最下部」に加え、「ここにスクロール」というのがWindows 2000で追加されたという新機能です。


スクロールバーの適当な位置を右クリックして「ここにスクロール」を選択。


右クリックした位置がハンドルの中心になるような位置にスクロールしました。ハンドルを掴んで目的の場所までドラッグする必要がないため、長距離をスクロールしたい場合に便利です。


さらに、Windows 2000では同時に「ここにスクロール」のショートカットも追加されました。Shiftキーを押しながらスクロールバーの任意の場所をクリックすることで、ハンドルがクリックした位置に移動します。

スクロールバーを右クリックした際にメニューが表示されるのはWin32 APIを使用している場合のみで、ChromeやFirefoxなどのブラウザなどほとんどのソフトウェアはWin32のスクロールバーを採用しておらず。右クリックメニューは表示されません。しかし、Shift+クリックで「ここにスクロール」のショートカットは実装されているため、手元のブラウザでも試してみることができます。

チェン氏は「このショートカットの存在を最近まで知らず、いつも右クリックメニューを使っていました。このショートカットを覚えた頃には、ソフトウェア環境があまりにも細分化されてしまい、この操作があらゆるソフトウェアで使えるとは限らなくなっています」と語っています。

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in ソフトウェア, Posted by log1e_dh

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