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「Firefox 157」正式版リリース、ここ数年で最大規模のデザイン刷新&画面を広く使える「コンパクトモード」が登場


ウェブブラウザ「Firefox 157」の正式版が公開されました。Firefox 157ではブラウザの外観が大幅に刷新されたほか、新しい組み込みテーマやツールバーなどの間隔を狭くする「コンパクトモード」が登場しています。また、対応端末ではWebRTCビデオ通話でAV1のハードウェアデコードが利用可能になりました。

Firefox 157.0, See All New Features, Updates and Fixes
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◆Firefoxのデザインが大規模刷新
Firefox 157ではFirefoxのデザインシステムが更新され、ツールバーやサイドバー、メニュー、各種機能の見た目が刷新されました。Mozillaは今回の変更を「ここ数年で最大のビジュアル刷新」としています。


また、今回のデザイン刷新に合わせて新しい組み込みテーマも追加されました。各テーマにはライト版とダーク版が用意されています。


さらに、ツールバーやタブの間隔を狭くしてウェブページの表示領域を広げる「コンパクトモード」が登場。画面の小さい環境や、複数のウィンドウを並べて利用する場合などに便利です。


◆WebRTCビデオ通話でAV1のハードウェアデコードに対応
Firefox 157では、AV1のハードウェアデコードに対応した端末において、WebRTCを使ったビデオ通話でもハードウェアによるAV1デコードを利用できるようになりました。

◆暗号化キーが記録される設定になっていると警告を表示
HTTPS通信の解析に使える暗号化キーをファイルに記録する設定が有効になっている場合、Firefox 157ではアドレスバーのサイト情報パネルおよび設定画面に警告が表示されるようになりました。暗号化キーを記録すると、PC上の別のソフトウェアから暗号化されたウェブ通信の内容を読み取れる可能性があるため、ユーザーがそうした状態に気付きやすくなります。


◆Firefox Suggestの提供地域を拡大
アドレスバーに入力した内容に応じて候補を表示する「Firefox Suggest」が、オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、ハンガリー、アイルランド、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スペイン、スウェーデン、スイスでも利用可能になりました。Firefox Suggestの動作は設定画面から変更できます。

◆サイドバーの新デザインが全ユーザーに展開
新しいサイドバーが全ユーザーで有効になりました。従来のサイドバーを使用していたユーザーについても、パネル切り替えボタンをサイドバー上部に配置した似たレイアウトへ移行します。また、Firefoxの設定画面に存在していた「Show sidebar」の項目は削除されました。

なお、新デザインの調整が続いている間は、アドレスバーに「about:config」と入力し、「sidebar.revamp」を「false」に変更することで従来版のサイドバーに戻すことも可能。ただし、この設定では縦型タブも無効になります。「sidebar.revamp」は2027年末まで利用できる予定です。


◆ウェブページ上のダイアログがページのライト・ダーク配色に追従
ウェブページから表示される「alert()」「confirm()」「prompt()」のダイアログや、カラーピッカー、日付選択画面、フォームの自動入力ドロップダウンが、ウェブページのライト・ダーク配色に合わせて表示されるようになりました。


◆Amazonが組み込み検索エンジンから削除
Firefox 157ではAmazonが組み込み検索エンジンから削除されました。Amazon検索を引き続き利用したい場合は、Firefoxの検索設定からカスタム検索エンジンとして追加できます。

また、キーボード操作にも変更が加えられています。Tabキーでアドレスバーや検索バーにフォーカスを移動する際、従来のように検索エンジン選択ボタンで一度止まらず、直接テキスト入力欄へフォーカスが移動するようになりました。検索エンジンボタンには「Shift+Tab」で移動できます。

◆不具合修正
Firefox 157では以下の不具合が修正されています。

・スマートフォンやタブレットから送られた映像がWebRTC通話で横向きや上下逆に表示される問題を修正
・Firefoxの起動直後などページ読み込み中にアドレスバーの候補を選択すると、候補のページを開かず入力文字列で検索してしまう問題を修正
・Windowsで一部の8ビットカラー形式のHDR動画がHDR表示されず、くすんだ灰色に見える問題を修正
・YouTubeなどで動画の再生速度を繰り返し変更した際の音声と映像の同期を改善
・フルスクリーンモードでマウスカーソルを画面端に移動しても縦型タブのサイドバーが再表示されない問題を修正
・Windowsで動画をフルスクリーン表示した際にWindowsのタスクバーが動画の上に残ることがある問題を修正

◆開発者向けの更新
・CSSの「@supports」で特定のアットルール(at-rule)をブラウザがサポートしているか判定できる「at-rule()」関数をサポート
・CSSの「overscroll-behavior」プロパティで「chain」値をサポート
・WebGPUで「TRANSIENT_ATTACHMENT」テクスチャ用途をサポート。レンダーパス内だけで使用する一時的なアタッチメントを効率的に扱えるようになり、対応環境ではVRAMとのデータ転送やテクスチャ用VRAM確保を抑えられる場合があります。

また、Firefox 157には複数のセキュリティバグフィックスが含まれています。

なお、MozillaはFirefoxのリリース間隔を従来の4週間から2週間に短縮しており、次期メジャー版となる「Firefox 158」は2026年10月13日にリリース予定です。

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