ネットサービス

足フェチのためにAIが自動生成した足の画像を送ってくれるサイト「This Foot Does Not Exist」が登場


過去には、AIでこの世界に存在しない人物の画像をワンタッチで生成できるサイト「This person does not exist」が登場していますが、新たに「この世界に存在しない足の画像」をAIで自動生成する「This Foot Does Not Exist」が登場しています。

This Foot Does Not Exist
https://thisfootdoesnotexist.com/

This Website Texts You AI-Generated Foot Pics - VICE
https://www.vice.com/en_us/article/dyg8xz/this-website-texts-you-ai-generated-foot-pics

This Foot Does Not Exist」にアクセスしてみると、電話番号とともに「我々のAIにテキストメッセージを送ってくれれば、足の画像を送ります」とのメッセージが記載されていました。


というわけで、実際に「646-760-8955」の電話番号にテキストメッセージを送ってみた結果がこれ。かなりゆがんでいますが、一応足と認識できる画像が2枚送り返されてきました。


場合によってはややグロテスクな出来栄えの画像が送られてくることも。


「This Foot Does Not Exist」が送ってくる足の画像は、「This person does not exist」と同様に敵対的生成ネットワーク(GAN)で生成された、この世界には実在しない足の画像です。サイトを作ったのは、ブルックリンに拠点を置くいたずらアート集団MSCHFで、AIをトレーニングするのに使用された画像は、セレブの足の画像を共有するために作られた足フェチ向けサイト「WikiFeet」の物だとのこと。

「それにしても、一体なぜ足の画像?」という疑問に対して、MSCHFは「足はとってもホットなので、あなたもきっとそれを見るのが大好きなはずです!」と力説。また、「科学的コンセンサスによると、足フェチは最も一般的な身体フェチです。ニッチなフェチのために生成された足の写真は、従来のポルノを超越した要素を備えていますが、いかがわしいポルノのような全裸や性器などの露出はありません。我々はそこにポテンシャルを見いだしました」とも書かれており、足フェチが足フェチのために作ったサイトだということをうかがわせています。


MSCHFはさらに、マルクス経済学者アルジリ・エマニュエルが提唱した「不等価交換」という理論にも言及。「足の魅力や拡散の容易さといったアクセシビリティは、非足フェチにより生産された価値の低いコンテンツが、足フェチにとって価値あるものに昇華する過程に資するものです」と述べて、手軽に足フェチの画像を入手できることが経済格差への対抗手段になると冗談半分で主張しました。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
この世界に存在しない人物の画像をワンタッチで簡単に生成できる「This person does not exist」 - GIGAZINE

邪魔な物体を塗りつぶすだけでAIが画像を違和感ないレベルに自動修正する技術「Image Inpainting」をNVIDIAが公開 - GIGAZINE

AIが生成した画像をプロフィール写真にするフェイクアカウントが登場、Facebookが削除を報告 - GIGAZINE

MicrosoftがAIで非実在のアート画像を無料で生成できるウェブサイトを公開 - GIGAZINE

AIが自分好みのアニメ美少女を自動生成してくれる「Waifu Labs」で「俺の嫁」を作ってみた - GIGAZINE

in ネットサービス, Posted by log1l_ks

You can read the machine translated English article here.