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Googleアシスタントに「2カ国語で質問すること」が可能に


「OK Google」と話しかけることで起動できるGoogle製のAIアシスタント「Googleアシスタント」は、これまで複数の言語での質問に対応してませんでした。このため、家庭内で2カ国語を話す場合、Googleアシスタントを搭載したGoogle Homeなどのスマートスピーカーは非常に使いづらい状況にあったとのこと。そこで、Googleは同ソフトウェアを改良し、2カ国語からの質問を受け付けられるようにアップデートしたと発表しました。

Meet the bilingual Google Assistant with new smart home devices
https://www.blog.google/products/assistant/meet-bilingual-google-assistant-new-smart-home-devices/

Google AI Blog: Teaching the Google Assistant to be Multilingual
https://ai.googleblog.com/2018/08/Multilingual-Google-Assistant.html

Google Assistant can now understand two languages at once - The Verge
https://www.theverge.com/2018/8/30/17798096/the-google-assistant-can-understand-two-languages-at-once

近年、家族の中で多言語を話す世帯が増加している中で、「Googleアシスタントが1カ国語にしか対応していないのは、時代に合っていない」とGoogleは考えていたそうです。そこで、GoogleのAIチームはGoogleアシスタントの多言語サポートの第一歩として、「LangID」と呼ばれる言語識別モデルを開発しました。

これまでのGoogleアシスタントは1カ国語(Monolingual Assistant)の質問しか受け付けていなかったため、以下の画像の上部の図のように「ただ質問を受け付けてコマンドを実行する」という簡素な仕組みとなっていました。これに対して、LangIDが搭載され2カ国語対応(Multilingual Assistant)したGoogleアシスタントは、あらかじめユーザーによって設定された2つの言語で質問を聞き取り、「どちらの言語の質問として聞き取った方が自然な内容か」をランキングアルゴリズムを使って判断します。そして、正しいと認識した言語の質問に合わせて、Googleアシスタントはコマンドを実行するというわけです。


このアップデートは記事作成時点ですでに適用されており、日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語の6言語の中から設定することが可能です。また、Googleは「Googleアシスタントの2カ国語サポート機能は2018年末までにヒンディー語やフランス語、ポルトガル語などにも対応し、計30言語の中から選択できるようにする」と説明しています。

GoogleのAIチームは今後3カ国語サポートに対応する方針を掲げており、引き続きAIアシスタントの改良のために研究を続けていくと述べています。

◆Android端末でGoogleアシスタントで2カ国語化するための設定方法
Android端末でGoogleアシスタントを2カ国語対応に変更するには以下の操作を行う必要があります。まず、Googleアプリを開いて、メニューボタンをタップ。


「設定」をタップします。


「設定」をタップ。


「カスタマイズ設定」をタップします。


「アシスタントの言語」をタップ。


「言語の追加」をタップして……


追加したい言語をタップします。ここでは「英語:アメリカ」を選択しました。


Googleアシスタントの2カ国語目に「English (US)」が追加され、日本語と英語の両方の質問を受け付けられるようになります。

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in レビュー,   モバイル,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log