男性のハードコアやフェチなどの特殊性癖が減少傾向にあるというデータ
By Just Marti
大手ポルノサイトのPornhubが、「エクストリーム(極端な)」というカテゴリーに分類されるポルノ動画の視聴傾向に関する分析結果を公表しました。その内容によると、エクストリームカテゴリーを代表する「Rough Sex(乱暴なセックス)」「Fetish(フェチ)」「Hardcore(ハードコア)」の3つのジャンルは人気が下落傾向にあるとのことです。
Extreme Category Insights – Pornhub Insights
https://www.pornhub.com/insights/extreme-categories
Pornhub Reveals Data on Rough Sex, Hardcore, and Fetish Porn
https://www.menshealth.com/sex-women/a22717818/pornhub-rough-sex-hardcore-fetish-porn/
3ジャンルの人気下落傾向は、Pornhubがまとめた以下のランキング順位の推移を見れば一目瞭然。Rough Sexは2013年に13位に入ったのをピークに下落を続けており、2018年には35位にまでランクダウン。同様にFetishは45位から69位に、Hardcoreは28位から33位へと下落しています。
いずれも下落傾向にある3ジャンルですが、その内訳を見ると年代によって異なる動向が見られることも明らかにされています。男性のほうが女性に比べて7%多く視聴しているというFetishジャンルの人気では、18歳から34歳までの「ミレニアル層」での人気が特に低くなっていることがわかります。一方、このジャンルを最も多く視聴しているのは55歳から64歳までの年齢層でした。
Hardcoreジャンルは女性の方が75%も多く視聴していることが判明。このジャンルを見ている人の多くは18歳から34歳のミレニアル層であることもわかっています。
Rough Sexジャンルも女性が男性よりも多く視聴していることが判明。また、このジャンルでは18歳から24歳という最も若い年齢層からの支持が飛び抜けて多くなっていることが特徴的です。
このようにして見てみると、若年層とそれ以外の年齢層ではポルノ動画の好みのジャンルに隔たりがあることが浮き彫りに。これ以外のジャンルではどのような動向になっているのかについても興味をそそられる内容となっていました。
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