最大20時間連続再生が可能&折り畳んで持ち運べるAnkerのマイク内蔵型Bluetoothヘッドホン「Soundcore Vortex」
モバイルバッテリーやPCの周辺機器でおなじみのAnkerから、Bluetoothヘッドホンのエントリーモデル「Soundcore Vortex」が、2018年5月22日に登場します。3時間の充電で最大20時間連続再生が可能で、CVC 6.0ノイズキャンセリング機能&マイク搭載で音声通話もできるというSoundcore Vortexを一足早く入手することができたので、実際に使ってどんなものかを確かめてみました。
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Soundcore Vortexの外箱はこんな感じ。
開けてみると、Soundcore Vortexのヘッドホンケースがそのまま入っていました。
ヘッドホンケースは頑丈なハードケースタイプで、表面にはAnkerのロゴが刻まれています。
ヘッドホンケースは全体的に丸みを帯びていて、長辺143.6mmのiPhone Xと並べてみるとその大きさがよく分かります。
ハードケースの中にはSoundcore Vortex本体の他に、説明書・保証書・サポート連絡先、充電ケーブルと3.5mmステレオオーディオケーブルが同梱されていました。
MicroUSB端子の充電ケーブル
3.5mmステレオオーディオケーブルにはボタンとマイクがついています。オーディオ出力端子に差し込むことで、Soundcore Vortexを有線ヘッドホンとして利用することも可能です。
ヘッドホン本体は左右のイヤーカップを折り畳むことで、ハードケースに収納して持ち運びやすくなります。
イヤーカップを広げるとこんな感じ。重さは約259g。
合成皮革製のイヤーカップは長円形で、長径は約55mm・短径は約45mm・深さは約20mmほどで、耳にあてがうというよりも、耳をすっぽり覆うといった感じで装着でき、長時間つけてても疲れは感じません。
ヘッドホンの右耳部分にはヘッドホン端子が、左耳部分にはMicroUSB充電ケーブルの端子がついています。MicroUSBの端子部分にはゴムカバーも付属。
スライダーは左右1箇所ずつ伸びるようになっていて、それぞれおよそ25mmほど。
右のイヤーカップの前面に電源スイッチがあり、長押しすると起動します。
問題なく起動すると、「ギュイーン」「ポロロン」という効果音が鳴り、イヤーカップ底面にあるLEDが青く点灯します。Bluetooth状態で接続すると最大で20時間の連続再生が可能とのこと。
iOS6以上のiOS端末に接続している場合は、iPhoneやiPadからバッテリー残量をチェックすることが可能。
なお、充電は、PCやACアダプターにケーブルをつないでおけば、約3時間でフル充電されます。
右イヤーカップ後方にはボリューム調整のボタンもありました。
試しに編集部員に装着してもらいました。耳をすっぽり覆うので、圧迫感や違和感は特になく、特に音漏れもありません。音質については高音・低音のバランスが取れてまとまってる印象。普段からヘッドホンを愛用している編集部員からは「個人的にはもう少し低音があってもいいが、高音はクリアに聞こえて、問題なく使えるレベルだと思う」という意見もありました。
ただし、編集部員に聞きながら右耳のボタン操作を行ってもらったところ、かなり手こずってしまっていました。特に音量ボタンは凹凸が少なく、ボタンの位置や大きさが指の感覚だけでは分かりにくいため、操作にはかなりの慣れが必要といった印象。音量の大小や一時停止に関してはスマートフォンやポータブルオーディオプレイヤーで行う方がやりやすいかも。
また、Soundcore Vortexはマイクを内蔵していて、通話時のノイズをカットしてくれるCVC 6.0ノイズキャンセリング機能を搭載。Soundcore Vortexをつけたまま、街中での電話応対も可能になっているとのこと。実際に車通りと人通りの多い交差点で、Soundcore Vortexを装着しながら編集部員と電話をしたところ、「車の音は多少響くが、会話するには十分なレベルでクリアに聞こえる」とのことでした。
Soundcore Vortexの定価は5999円(税込)となっていて、この値段でこの性能であれば、Bluetoothヘッドホンの入門モデルとして十分おすすめできるレベルでかなりアリです。普段からBluetoothイヤホンを使っている編集部員も、自分が使っているモデルよりも安い上に、倍以上の時間で連続再生が可能という部分だけでも十分魅力的とコメントしていました。
また、Bluetoothイヤホン・ヘッドホンは街中で使っているとBluetoothの通信が途切れ途切れになって音楽がブツブツと切れてしまったり、ノイズが入ることもあるのですが、Soundcore Vortexを装着して街を歩いていても途切れてしまう場面はほとんどなかったのもうれしいポイントでした。
それだけに、イヤーカップに実装されている操作ボタンが押しにくいという点は惜しいところ。Soundcore Vortexは電源ボタンと音量ボタンの組合せでさまざまな操作が可能となっているのですが、ボタンを探すのに手間取ってしまい、ヘッドホンを頭から外して「ボタンはどこだったっけ?」と探してしまうことも何回かありました。
AnkerのSoundcore Vortexは2018年5月22日(火)から、以下のAmazonリンクで入手が可能です。定価は税込5999円ですが、先着300個までは1000円OFFの税込4999円で購入できるとのことなので、気になる人は早めにチェックするのがおすすめです。
Amazon | Soundcore Vortex(Bluetooth対応オーバーイヤー型ヘッドフォン)【 Hi-Fi ステレオサウンド/20時間連続再生/内蔵マイク/形状記憶イヤーカップ 】 | Anker | イヤホン・ヘッドホン
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