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ルービックキューブをそろえる完全レゴブロック製の自作ロボットが話題に


一般的にルービックキューブは1面を解くだけでも数分の手間がかかります。そのルービックキューブを面すべてを90秒ほどで6面そろえるレゴブロックで作られた自作ロボットが話題になっています。

話題になっていたのはYouTuberのえっちゃんさんのツイートしたムービーです。このツイートは記事作成時点でリツイートが3万4千件を超え、ムービーは120万再生を超えています。

はとこが趣味で作ったLEGOのルービックキューブ揃える機械がハンパなかった件www

全部LEGOで出来てるんだとw

#LEGO pic.twitter.com/CH6GYnwM17

— えっちゃんボンボンTV (@ecchan_bom2)


ルービックキューブをそろえるレゴブロック製ロボットはこんな感じ。


絵色の配置をバラバラにされた3×3のルービックキューブを上部に置きます。


ルービックキューブのセットが完了。


左側のアームがルービックキューブの天面に移動し、先についているセンサーにより、ロボットがルービックキューブの色の配置を認識します。


下の台が横回転して、センサーと合わせて天面の色の配置をくまなく認識して記録をします。


ムービーに登場している作者によると、誰の手も借りずに「ロボットのハードウェアの組み立ても制御するソフトウェアのプログラミングも自分で行った」とのこと。


次に、右側のアームが上から降りてきて、ルービックキューブの左辺を捉え……


ルービックキューブを90度縦回転させます。


左側のアームが再びルービックキューブの天面に移動して色の配置を記録。この記録する工程をロボットがルービックキューブの6面すべてに行い、全面分の色の配置を記録します。


30秒ほどでルービックキューブの6面すべての色の配置を記録したら、役目を終えた左側のアームは元の位置に戻って停止します。


ここからはキューブを回す作業。右側のアームでルービックキューブ上部を押さえながら、下の台を回転させることにより、ルービックキューブを自由自在に回転させて色の配置をそろえていきます。ムービーによると「この工程を22回繰り返すとルービックキューブの色の配置がそろう」とのこと。


作者によると「ロボットがルービックキューブが全面そろえる成功率は8~9割ぐらい」とのことです。ムービーを見ているとルービックキューブの色を次々とそろえていくロボットの動きに目を奪われてしまいます。


えっちゃんさんによると、このロボットは「あと何回ルービックキューブを回すとが完成するかを表示できる」とのこと。


だんだんと色の配置がそろっていき……


90秒ほどでサクッとルービックキューブの色の配置が6面すべてでそろい完成。


このロボットはmindcuber.comで公開されている「ルービックキューブを自動でそろえるロボット」をベースに作られたものと考えられます。ルービックキューブをそろえる時間はベースロボの2分40秒から1分30秒程度まで短縮されているので、かなりの改良が加えられたようです。

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in サイエンス,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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