「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に隠された驚愕のVFX技術がわかるすごいメイキングムービー


アイアンマンシリーズやトランスフォーマーシリーズから、スター・ウォーズ/フォースの覚醒スター・ウォーズ/最後のジェダイといった最新のスター・ウォーズをはじめとする、数々のハリウッド映画で特殊効果やVFXを担当してきたIndustrial Light & Magicが、2016年に公開された映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」で駆使された驚愕のCGテクノロジーの一端をYouTube上で公開しています。

Behind the Magic of Rogue One: A Star Wars Story - YouTube


ローグ・ワンの舞台のひとつであるジェダ・シティ


これは全て3DCGで作成されている模様


街を別アングルから見たシーン。3DCGモデルに……


光源を置いてエフェクトを追加。色はグレーのみですがよりリアルな立体に見えるようになります。


さらに、オブジェクトひとつひとつに色を追加。


続いて空を追加して……


「もや」がかかって、全体的にくっきりハッキリしていた風景に現実的な「ぼやけ」が加わります。


さらに、炎や煙を追加して実際のシーンが完成。


ジェダ・シティの全景はこんな感じで、一部背景以外は全てCG。


物語の鍵を握るデス・スター


その細かなパーツひとつひとつに至るまでCGで精密に作成されているので、パーツをひとつずつ分解していくことも可能。


銀河帝国のターキン総督によるワンシーン


一見何の変哲もありませんが、ターキン総督が初めて登場したのはエピソード4で、演じたのはピーター・カッシングでした。しかし、カッシングは1994年に亡くなってしまったため、エピソード3では比較的容姿が似ていたウェイン・パイグラムが演じました。そして、ローグ・ワンでは新たにガイ・ヘンリーがターキン総督を演じています。


なんと、このターキン総督の顔部分は丸ごとCGを利用。


ガイ・ヘンリーがカメラを頭に取り付けて演じ、顔は丸ごと初期のターキン総督の映像から作ったCGにすり替えられているとのこと。


レイア姫とターキン総督をどうやってローグ・ワンでよみがえらせたのかは、以下のムービーを見るとより詳しくわかります。

How Rogue One Created Princess Leia, Grand Moff Tarkin - YouTube


続いてXウイングによる空中戦のシーン。もちろんここでもほとんどがCGとなっており……


色とエフェクトでこれだけリアルな戦闘シーンを再現しています。


さらに、建物のCGが映り……


細かなパーツが組み上がっていきます。


TIEファイターが飛び立っていったことからもわかる通り、これは銀河帝国の軍事基地でした。


次は円形のパーツからスタートして……


少しずつ何かが組み上がっていきます。


かなり細かいパーツも多数用意されているのがわかります。


真っ黒のスペースと一体化しているかのように建設されている建物は……


惑星スカリフの帝国安全管理施設の中に建てられているシタデル・タワーでした。


そしてこのシタデル・タワー内に侵入すると、前から歩いてきたのはドロイドのK-2SO。


このK-2SOは実際には人間が演じています。K-2SOを演じる人の奥にエスカレーターとカメラのようなものが置いてあります。


これをVFXでK-2SOに加工するわけ。


CGのモデリングはこんな感じ。


続いて空と建物の一部が写り込んだシーン。


ここにCGの木々を追加


色を付けて……


戦場っぽく煙を付け足します。


そして戦闘機を追加。


これに煙と炎を加えて……


地面に墜落させます。


ここまで何でもかんでもCGで表現できてしまうと、地面から巻き起こる砂煙や炎にいたるまでなにが実写で何がCGなのかわからなくなります。


無数のストームトルーパーが倒れているシーンも、上半分はほとんどCGのようです。まずは空を追加して……


建物


木々


爆炎と砂煙で戦場シーンが完成。


他にも機械の残骸のようなものが点々とある真っさらな画面に……


地面っぽい色を追加。


さらに水も加え……


緑も追加します。


そしてXウイングを追加すればバッチリ空中戦のシーンになります。


そのままXウイングとハイパードライブして……


宇宙へやってきました。惑星と2機のTIEファイターしかいない場面に……


巨大な戦艦と……


ビームや爆発などを追加すると、スター・ウォーズシリーズでおなじみの宇宙での戦闘シーンに早変わり。


もちろん宇宙をただよう戦闘機たちもCGです。


さらに、椅子以外ほとんど何もない以下のシーンは……


ハイパードライブのシーンに変身してしまいます。


まるで魔法のように何もない場所にスター・ウォーズの世界を作り上げていったことがよくわかるムービーとなっていますが、Industrial Light & Magicによればこの映像はSIGGRAPH 2017の中で開催されたコンピューターアニメーションフェスティバルで初公開し、9月27日のThe Star Wars Showで全世界に公開したものだそうです。

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