Nintendo Switchを使って実際にプレイ可能なミニアーケードゲーム機を作成した猛者が登場
対戦型格闘ゲームのブームを生み出したカプコンの「ストリートファイターII(ストII)」といえば、アーケード版の他にスーパーファミコン版としても登場しており、据置きゲーム機でストIIをやり込んだという人も多いはず。そんなストIIの完全新作「ULTRA STREET FIGHTER II The Final Challengers(ウルII)」がNintendo Switchから登場しているのですが、これをどうしてもアーケードゲーム機風にプレイしたいというユーザーがいるようで、実際にプレイ可能なミニアーケードゲーム機を自作してしまいました。
Nintendo Switch Arcade - Ultra Street Fighter 2 - YouTube
画面に映っているのはNintendo Switch本体のディスプレイと、アーケードゲーム機風のジョイスティック&6つのボタン。
見た目としては以下のアーケードゲーム機風Nintendo Switch用ドックと似ていますが……
Nintendo SwitchをストIIのアーケードゲーム機風に魔改造 - GIGAZINE
ジョイスティックを動かすとNintendo Switchを操作できるようになっています。
そのままNintendo SwitchでよみがえったウルIIをプレイし始めます。
操作しているのは画面左のリュウで、波動拳や……
竜巻旋風脚をジョイスティック&ボタンの組合わせで発動しており、まさにミニチュア版アーケードゲーム機となっています。
操作する手が引っ込み全体像が明らかに。
ムービーの最後には使用した道具などが公開されています。コントローラー部分は自作で、ベースとなる回路部分は8BitdoのSNES30のものを使用し、ジョイスティックはアーケードゲーム機のパーツを販売するTwistedQuarterで購入したもの、ボタンはサンワの24mmボタンを使用したそうです。
なお、ベースとなるNintendo Switchを収納可能なアーケードゲーム機風のドックは、TargetやWalmartで購入した約3ドル(約340円)の20×30インチ(約51×76cm)のボードをレーザーカッターでカットして作ったものだそうです。アーケードゲーム機風ドックのデータはThingiverse上で公開されています。
Nintendo Switch Arcade Cabinet by SSilver2k2 - Thingiverse
アーケードゲーム機風のドック自体はかなりシンプルな作りのようですが、自作のコントローラー部分は世界にひとつしかないオリジナルのものなので、ストIIやウルIIのファンからすると垂涎モノのドックと言えそう。
なお、Nintendo Switch用のアーケードコントローラーといえばゲーム周辺機器のHORIから7月に発売予定のものがありますが、こちらはNintendo Switch本体よりも大きな全長約430mmとなっており、ワイヤレスコントローラーではないのでNintendo Switchのドックに接続して使用する必要があります。
【2017年7月発売】大変お待たせしておりました「リアルアーケードPro.V HAYABUSA for Nintendo Switch」が2017年7月に発売予定です!
— HORI /ゲーム周辺機器のホリ (@HORI__OFFICIAL) 2017年5月25日
+ボタンが無効になるトーナメントモードを搭載!https://t.co/vRFYQseHlq pic.twitter.com/iJc0760hMB
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