アーケードゲームやアミューズメントマシンの祭典「ジャパンアミューズメントエキスポ(JAEPO) 2017」を見てきた
かつてアミューズメントマシン業界の大きなイベントには「AOU アミューズメント・エキスポ」と「アミューズメントマシンショー(AMショー)」の2つがありましたが、2013年に統合されて「ジャパンアミューズメントエキスポ(JAEPO)」として生まれ変わりました。その後も進化を遂げ、2017年はゲーム大会の祭典「闘会議2017」と同時開催となりました。
ジャパンアミューズメントエキスポ2017
http://www.jaepo.jp/
会場は幕張メッセ。大型ビジョンの横には闘会議の大型掲示が出ていました。
「JAEPO × 闘会議2017」
JAEPOはホール2とホール3を使用しています。
◆VR ZONE Project i Can
2016年4月から10月の期間限定営業で3万7000人が訪れて好評を博したVRエンターテインメント研究施設「VR ZONE Project i Can」が、JAEPOのバンダイナムコエンターテインメントブースに復活していました。
出展されていたアクティビティは7つ。その1つが「極限度胸試し 高所恐怖SHOW」。
マーカーのついた靴と……
マーカーのついたゴーグル
さらに、手にもマーカーを装着。
腰には命綱のようなものまで。
とてもゲームをしている最中の姿とは思えませんが……
この状態で、細くて不安定な足場の上を歩いていきます。
「VR ZONE Project i Can」高所恐怖SHOW - YouTube
はたから見ていると平均台ほどの高さもない板ですが、VRの中ではとんでもない高所を歩かされているわけなので、折り返すときにどう体を動かすか悩ませる人の姿も見かけました。
「ガンダムVR ダイバ強襲」
ガンダムでVRというと、自分がガンダムパイロットになるのかな?と思うところ。実際、横のモニターにはガンダムの姿が映し出されています。
しかし、その実態は「ガンダムの手の上に載せられた状態で、ガンダムがザクと交戦する様子を間近で見守る」というもの。これもかなり激しいアクティビティで、終了後は「おお……」という、いい体験をしたという感じの声が漏れていました。
最も派手な動きが見られたのは「スキーロデオ」。
ルームランナーにも似た筐体
体の前にあるのはモニターではなく送風口。よりダイナミックな体験を演出してくれます。
このようなゲレンデを滑っていく体験ができます。
その、いかにもスキーをしているかのような足元はこんな感じでした。
「VR ZONE Project i Can」スキーロデオをプレイ中の足元 - YouTube
◆Omni Arena
VR体験という意味では、もっとも体を動かしていたのはUNISのブースで行われていた歩行型VRデバイス「Virtuix Omni」でのゲーム「Omni Arena」体験でした。
ゴーグルをかけて武器を持ちFPSをプレイ中。VRでのゲームの進化の姿として「なるほど」という感じがしますが……
Virtuix Omniは歩行型VRデバイスなので、全身を使います。
歩きとダッシュの判別もしてくれるので、かなりの運動量です。
会場ではプロによるデモンストレーションが行われていましたが、「実戦さながら」という言葉がぴったりな激しい動きでした。
「Omni Arena」プロによるデモプレイ - YouTube
足元に注目するとこんな感じでした。
「Omni Arena」プレイ中のプロの足元 - YouTube
◆ボンバーガール
コナミアミューズメントが送り出す最新作は「ボンバー『マン』」ではなく「ボンバー『ガール』」。
対戦は4vs4。相手チームよりも早くベース基地を破壊するというゲーム性が加わり、プレイしていても観戦していても楽しいゲームとなっています。キャラクターは強くて可愛い女の子たちになって、育てていけば様々なスキルが使えるようになります。
ボンバーガール・シロ
ボンバーガール・オレン
プレイヤー3がプレイヤー1を撃破!
一方、撃破されるとこんなことになってしまいます。
試遊には多くの人が訪れていました。稼働開始日はまだ未定ですが、みんなで盛り上がれるゲームとなることは間違いなしです。
◆進撃の巨人 TEAM BATTLE
カプコンのブースにそびえ立つ巨大な壁
「進撃の巨人 TEAM BATTLE」
超大型巨人の顔も出現
「超硬質ブレード型コントローラー」を使った爽快なアクションゲームで、作中の名シーンを追体験できるシチュエーションモードと、仲間とともに全国での腕を競うチームマッチモードがあります。
会場で試遊できるのは「JAEPOバージョン」で、本番稼働に向けてさらに鋭意努力していくとのこと。なお、ゲーム中で使用されているイラストはすべてアニメ「進撃の巨人」を制作したWIT STUDIOの描き下ろしです。
◆プライズフェア
JAEPOと同時開催の「プライズフェア」は、JAEPOの会場の一部を使用する形で、6社がブースを出展していました。なお、以下に掲載しているプライズの一部は監修中につき、実際の製品とはデザインが異なる場合があります。
まずはセガプライズ、「艦隊これくしょん -艦これ- SPMフィギュア “朝霜-礼号作戦”」「艦隊これくしょん -艦これ- SPMフィギュア “清霜-礼号作戦”」「艦隊これくしょん -艦これ- SPMフィギュア “大淀改-礼号作戦”」。現在、企画制作中です。
「艦隊これくしょん -艦これ- SPMフィギュア “照月”」
「〈物語〉シリーズ PMフィギュア “八九寺真宵”2017」
貞本義行によるイラストをもとにした「新世紀エヴァンゲリオン PMサマービーチフィギュア “レイ”」と……
「新世紀エヴァンゲリオン PMサマービーチフィギュア “アスカ”」
「ガールズ&パンツァー 劇場版 PMサマービーチフィギュア “西住みほ”」
「ガールズ&パンツァー 劇場版 PMサマービーチフィギュア “ミカ”」、現在監修中です。
「声優スタンプ」アイテムもずらっと参考出展されていました。これはミニクッション。
アクリルKCM(キーチェーンマスコット)
安全ピン付きマスコット
ラバーストラップ
「おそ松さん×Sanrio characters エコバッグ」は全6種。
バッグそのものは6人が描かれた柄の1種類のみ。
おそ松たちが、それぞれサンリオキャラクターと一体化しています。
6種類あるのは、このバッグを入れるミニポーチ。種類は「おそ松×ハローキティ」「カラ松×タキシードサム」のほか……
「チョロ松×けろけろけろっぴ」「一松×ニャニィニュニェニョン」
「十四松×ポムポムプリン」「トド松×マイメロディ」
裏側はまた別のイラストが使用されています。
この「おそ松さん×Sanrio characters」グッズは、他にはフリューでBIGぬいぐるみ6種類が展示されていました。これは「おそ松」「カラ松」。
「チョロ松」「一松」
「十四松」「トド松」
ミニクリアファイルはプライズではなく販促品でした。
フリューにはこのほか「刀剣乱舞」プライズも大量に並んでいました。そのうちの一部がコレ、「刀剣乱舞-ONLINE- スペシャルフィギュア ―鯰尾藤四郎―」。監修中です。
隣には2016年6月に登場済みの「骨喰藤四郎」
二人を並べるとこんな感じに。
「ユーリ!!! on ICE」クリアマスコットは全14種類。フリューオリジナルのデフォルメイラストを使用しているとのこと。
2016年12月から「ラブライブ!サンシャイン!!」フィギュアが続々と登場中しています。登場順で「高海千歌」「黒澤ルビィ」「桜内梨子」
「渡辺曜」「国木田花丸」「小原鞠莉」
「黒澤ダイヤ」「津島善子」「松浦果南」
2月11日(土)・12日(日)と「闘会議2017」の隣のホールで開催していて、入場料は闘会議と共通で当日券が2000円です。
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