職場で閲覧注意な画像を自動生成するシステムをYahooのディープラーニングで開発

YahooはNSFW(職場閲覧不適切)な画像を認識するディープニューラルネットワーク「Open nsfw」をオープンソースとして公開しているのですが、これを使って「コンサート」「ギャラリー」などのカテゴリごとにNSFWな画像を自動生成できるジェネレーターを開発した猛者が登場しています。
Image Synthesis from Yahoo's open_nsfw
https://open_nsfw.gitlab.io/
博士論文提出志願者のGabriel Goh氏は、Yahooのオープンソースニューラルネットワーク「Open nsfw」に、ワイオミング大学のEvolving AI Labが開発した画像生成ネットワーク「Synthesizing」を組み合わせることで、NSFWな画像を生成するジェネレーターを開発しました。
Synthesizingはニューラルネットワークを通じて画像を生成するジェネレーターネットワークで、画像データベースであるImageNet上のさまざまな画像を学習させることで、以下のような画像を生成することができます。

SynthesizingがDeepDreamと異なる点は入力数値を変更することで生成される画像が変化することで、以下のような性的な要素を持つ画像を生成することも可能。

職場で閲覧しづらい画像を認識する「Open nsfw」をSynthesizingに組み合わて学習させることで、「SFW(職場で閲覧できる)」と「NSFW(職場で閲覧できない)」画像を分けて生成できるようになったそうです。
「Beach(海)」

「Canyon(渓谷)」

「Concert(コンサート)」

「Gallery(美術館)」

「Coral Reef(サンゴ礁)」

「Desert(砂漠)」

「Museum(博物館)」

「Tower(塔)」

「Volcano(火山)」

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in ソフトウェア, Posted by darkhorse_log
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