ピックアップ

GIGAZINEオークション展覧会で出品されるサンプルまとめ


2016年10月30日(日)にGIGAZINE編集部で開催される第3回オフラインイベントの告知があちこちでこっそりされており、イベント概要ページもカウントダウンしながら存在しているわけですが、「で、一体何が出てくるのよ?」ということで疑問符がふわふわ頭の中を駆け巡っていまいちイメージしづらい人も多いはず。なので、現在準備中のブツの一部を公開します。

GIGAZINE シークレットクラブ 第3回オフラインイベント「GIGAZINEオークション展覧会」とは?
http://gigazine.net/club/gscoff3/


3Dプリンターを駆使して作成した頭蓋骨と合わせたもの、ドクロシリーズ。単なるドクロではなく、より一層それらしくするため、一工夫施してあります。


ホログラムで光っている台紙部分はGIGAZINEのロゴがデザインされたもの。


よく見るとGIGAZINEのロゴを変形させているのがわかるはず。抽象的な文様としてデザインされています。


時を刻む針と頭蓋骨。こんな感じでいろいろとこのドクロひとつで応用が利くという例。


水晶の髑髏風の飾り付け。こうやって見ると、何と組み合わせるかで雰囲気が劇的に変わります。


スチームパンク風になってしまったブックスタンド


封印。このブックスタンドを使うだけでただの本が魔導書に変化するはず。


呪いのメモスタンド。


さらに強化。


犀は投げられた


髑髏部分は箔を酸化して赤・青・茶などに変化させた「焼箔」を使用することで、土の中に埋まっていたような「古色」を帯びた髑髏にすることに成功。箔でできているので底光りしている美しさがあるわけです。




籠の中の金。メッキとか真空蒸着の箔ではなく、手作業で作られた箔を手作業で貼るという職人技で作られたもの。


これも同じく「焼箔」を使用


ある意味軍事機密


禁煙を決意した人向け


煙草を吸うと近づいてくるものをイメージ。喫煙の習慣がある人に見せたところ、苦々しい顔をしていたので、効果がありそう。


フィギュアに金銀色を塗ったりスプレーガンで塗布したりするのはあるものの、本当に金属箔を貼った物は知る限り見受けられないので、あえて絵の具ではなく、本物の箔を貼ってみた次第。下処理に始まって最後のコーティングまで手間はかかりますが、それだけの重厚さはあります。


そのため、この金属箔は本物。一見すると金箔ですが、実際には銀箔を加工して金色にしてあり、変色しないように酸化防止膜を施し、結果的に金箔とほぼ変わらないコストになっている、というわけ。なぜここまで手間をかけて金箔を使わずにわざわざ銀箔を金箔っぽく見せるという技術が存在するのかというのにも秘められた理由があるわけです。


異次元来訪者みたいなこれはまだ途中段階。手が気に入らないので取り替える予定。


ここからはタマゴシリーズ。銀箔とピンクの着色が施してある銀箔、さらに光沢が強いのがアルミ箔。アルミ箔と言ってもアルミホイルとは違い、製造工程が全く違っており、劇的に薄い。そのため銀箔よりも光が硬質になり、よく反射する効果が得られるわけです。


何が生まれるかはお楽しみ。焼箔と紫の箔を使用。焼箔だけだとどうしても華麗さがないため、紫の箔を別個に貼っているものになります。


神秘的な卵。「青海波(せいかいは)」というエメラルドグリーン、さらに方向によって7色に光る高級箔を使用。炉に入れて焼く度に色が違うというもので、希少品。


これも上記と同じ「青海波」などを使用。


ピンク2種と銀箔とアルミ箔。


心の中身をイメージ


花籠っぽく。


緑の箔、納戸色の緑の箔、焼箔の組み合わせで構成されています。


待ちぼうけ




お買い物


ゆで卵


半熟卵。これは金色も入っています。


完熟卵


器は金色の銀箔を使用。


ただし卵の方は本金(ほんきん、純金箔のこと)と焼箔を使っています。純金箔を割って、その間に焼箔を詰め込むというもので、あまりにも大変な作業。なかなか京都の職人でも作りにくいというレベルの逸品。


氷上卵。これは純金箔を使用。なお、金箔といえば金沢が有名ですが、今のような地位になったきっかけを調べたところ、石川県箔商工業協同組合発行の「伝統的工芸材料 金沢箔」13ページ目に、「第一次世界大戦時には、供給の止ったドイツ箔に代って金沢箔が一躍世界的な商品の座にのし上がり、それと同時に多量の箔の需要を満たすために、作業場がどんどん箔打機を備えるようになり、人手による槌打ち作業に比べ、著しく能率が向上してゆきます」と書いてあり、要するに戦争をきっかけに飛躍した、という流れだったわけです。こういう知られざるバックグラウンドも理解していくことで、これだけのクオリティにつながるわけです。


GIGAZINEの卵


……などなど、こういったものそれぞれにどれぐらいの値付けをすればいいのか?そもそもどれが人気or不人気なのか?というような感じで、わーわーやろう!という感じです。

その他のイベント詳細は以下から。

GIGAZINE シークレットクラブ 第3回オフラインイベント「GIGAZINEオークション展覧会」とは?
http://gigazine.net/club/gscoff3/

この記事のタイトルとURLをコピーする


in レビュー,   デザイン,   アート,   お知らせ,   ピックアップ, Posted by darkhorse

You can read the machine translated English article here.