Googleのセルフドライビングカーに歩行者に向けて情報表示する機能がつく可能性

by Morten Just

開示された特許情報により、Googleがセルフドライビングカーに歩行者に向けて情報を表示する機能を考えていることが明らかになりました。

Patent #: US009196164
http://pdfpiw.uspto.gov/.piw?docid=09196164


Google patent reveals how its self-driving cars may communicate with pedestrians - The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/news/innovations/wp/2015/11/27/google-patent-reveals-how-its-self-driving-cars-may-communicate-with-pedestrians/

Googleのセルフドライビングカーには軽自動車のような形の純正タイプと既存の車を改造したものがあります。既存の車を改造したものの外観はこんな感じなのですが……


公開された特許では、ドアの部分に情報表示板が取り付けられています。この図では歩行者に向けて横断禁止を示しています。


図柄は切り替えられるようで、こちらは「STOP」という表示。


さらに、フロントグリル上部にも表示板が取り付けられる模様。ここでは「SAFE TO CROSS」と、横断しても安全であることが示されています。


今回の特許は、セルフドライビングカーと歩行者との関わり方の1つとして示されているもので、この機能がセルフドライビングカーに本当に搭載されるかどうかまでは不明。セルフドライビングカーには周辺の状況を逐一チェックするセンサーが搭載されていて、横断歩道を渡ろうとする歩行者や自転車がいた場合には減速・静止するようになっているので、こうした情報を表示しなくても歩行者に危険が及ぶことはないはずですが、より安全な自動運転を実現するための手段として考えられているのかもしれません。

ちなみに、Googleが公表した事故記録によると、発生した事故はセルフドライビングカーではなく周囲の自動車の運転者に起因するものばかりで、報告された13件のうち7件が後方から追突されるというものだったことを考えると、「前方歩行者あり」といった情報を後方に向けて表示した方が事故は減らせそう。

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in 乗り物, Posted by logc_nt