真っ赤なスープがピリッと痺れる「明星 麺の底力 四川風怪味麺」試食レビュー
2015年にヒットした食べ物の1つである「怪味ソース」の風味を取り込んだラーメンを明星食品が生み出しました。ソースは「怪味」と書いて「ガイウェイ」と読みますが、この商品は「四川風怪味(かいみ)麺」。鶏の唐揚げとは相性抜群だった「怪好ソース」ですが、ラーメンだとどうなるのか、買ってきて食べてみました。
『明星 麺の底力 四川風怪味(かいみ)麺』2015年11月16日(月)全国で新発売(PDF 339KB)
(PDFファイル)http://www.myojofoods.co.jp/news/pdf/20151020_01.pdf
パッケージはこんな感じ。「怪味」だからか、イメージカラーは紫色。
原材料名に「怪味ソース」の名はありません。怪好ソースの原材料と見比べると、スープのねりごま、ごま、糖類、香辛料などが該当しそう。
1食あたり376kcalです
フタを開けるとあとのせかやく、粉末スープ、調味油が入っています。いずれも食べる直前に入れるもので、お湯を注ぐ前に開封する必要はありません。
お湯の量は440mlほどです。
あとは5分待てば……
麺が完成。
まずは粉末スープを投入して、軽く混ぜます。
続いて、調味油を投入。あまりにも真っ赤で驚きました。
そして混ぜると、まるで「ラーメン地獄」のような見た目に……。「赤」よりは「朱色」と表現するのが適切な色合いです。
ここにあとのせかやくを入れますが、本当にあとのせで良かったのかと思うぐらいのパサパサ具合。
これで完成です。
中太麺はツルツルと喉ごしが良く、また適度なコシもあって、食べ心地は良好。味は、とうがらし麺を食べたときのように喉の奥が辛くなって、「怪味とはこんなものだっただろうか?」と思ったのですが、やがてじわじわと口の中が温かくなってきます。この痺れる感じは、花椒に近いものがあります。辛い麺というと唐辛子一辺倒になりがちですが、この痺れるような辛さを感じられるのはなかなかナイス。
スープは、遠目には真っ赤ですがレンゲを入れるとわりと透明であることがわかります。ラーメンだけではなく、他の料理にも応用してみたいスープです。
ただ、具材がまったく麺に絡まず、またネギと肉が小粒なので箸ですくい上げるのも難しいために残ってしまうことがちょっと残念。
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