Apple運用の謎の自動車は地図データ収集のためと公式発表、ストリートビューを開発中か?
Appleがアメリカ・カリフォルニア州で屋根にカメラやセンサーを搭載した謎の自動車を走行させる様子が目撃され、一部には「自動運転車の開発?」と勘ぐられていましたが、地図アプリ用に自動車を走行させていることが公式に明らかにされました。
Apple Maps vehicles
http://maps.apple.com/vehicles/
Appleが走行試験をしている謎の自動車に関するこれまでの流れは、以下の記事を見ればよく分かります。
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Appleが出した「vehicles(乗り物)」に関する公式発表は以下の通りで、「AppleはAppleマップを改良するために必要な情報を収集するために世界各地で自動車を運行しています。」と、地図アプリの開発を目的とした自動車であることが明らかにされました。
また、「Appleはデータ収集にあたってプライバシーを保護することを約束します。」と宣誓した上で、「撮影した画像は、公開前に人の顔やナンバープレートなどにぼかしを入れます。」と述べており、プライバシーへの配慮についても強調。このプライバシーへの配慮に関する記述から、イメージ画像を使ったサービスを想定していることが伺え、Googleマップでおなじみのストリートビュー機能を搭載すると予想できます。
なお、Appleは2015年6月15日から30日まで、地図用データ収集車を走行させることも明らかにしており、実施場所はアイルランド、イギリス(イングランド)、アメリカの各地域を明示。アメリカ以外の国でもAppleの地図用データ収集車が登場することが明らかになっています。
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