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ネコ好きを世界中で増やして爆速拡散していったおそるべき23匹のネコ

By Pretty Hate Machiиe

人間のパートナーとして文明の進歩とともに古くから歩んできた動物「ネコ」、その中でも特にあふれんばかりの魅力によって世界中に爆速拡散していった23匹の猫がリストアップされています。

These are the 23 most viral cats of all time | The Verge
http://www.theverge.com/2014/8/22/6053477/cats-timeline

◆01:古代エジプトで親しまれたネコ(2世紀)
古代エジプトにおいてネコは神聖な動物として非常に人びとから愛されており、ネコが死ぬと人びとは自分の眉をそって悲しみを表したり、死んだネコをミイラにして葬ったりしていたとのこと。さらに、ネコを殺したものは故意でも過失でも無条件に死刑になるという法律が定められていました。

By Neil Howard

2世紀の歴史家・ポリュアエヌスは著書「戦術書」に、紀元前525年の「ペルシウムの戦い」での逸話を記録しています。これは、ペルシア軍がエジプト人がネコを愛することを逆手に取って、盾にネコをくくり付けて戦いに挑んだため、エジプト軍は攻撃することができず戦いに敗れたというもの。この話の真偽は不明ですが、そんな逸話が残されるほどにエジプト人はネコを大事にしていました。

By Julia Manzerova

◆02:フィリックス・ザ・キャット(Felix the Cat:1919年1月1日~)
今でも人びとに親しまれている黒いネコ「フィリックス・ザ・キャット」は1919年、漫画家でアニメーターでもあったオット・メスマー氏が生み出した白黒アニメーションのキャラクターで、実はまもなく100歳を迎えようかという長寿キャラクターです。漫画家・田河水泡氏は1931年から連載を開始した「のらくろ」の主人公・のらくろについて、フィリックス・ザ・キャットをもとにしたキャラクターであると後のインタービューで語っています。


◆03:ペネロペ・プッシーキャット(Penelope Pussycat:1949年11月12日~)
アメリカのアニメシリーズ「ルーニー・テューンズ」に登場するメスネコのキャラクター。作品に登場するスカンクのオスで、死ぬほど体臭が臭い伊達男気取りキャラクター「ペペ・ル・ピュー」からの猛烈な口説きをいつも受け流すネコっぷりを発揮。

Pepe Le Pew is Odor-able


◆04:ハットしてキャット(The Cat in the Hat:1957年3月12日~)
アメリカの児童文学作家、ドクター・スースの作品で、家で留守番中の兄妹のもとに、不思議なシルクハットをかぶったネコが現われ、愉快な騒動を巻き起こしていくという作品。アメリカでは映画化され、日本でもDVDが発売されているほか、アメリカ・フロリダ州にあるユニバーサル・オーランド・リゾートには、同作品をベースにしたライドアトラクションもあるという人気っぷり。

By Daniel X. O'Neil

◆05:クレーム・パフ(Creme Puff:1967年8月3日~2005年8月5日)
世界で最も長生きしたネコとしてギネス記録にも認定されているクレーム・パフは1967年に生まれて2005年に亡くなりました。満38歳というのは人間の年齢に換算すると160歳を超えるという長寿の持ち主でした。なお、クレーム・パフの飼い主だったジェイク・ペリー氏は、34歳まで生きた「スフィンクス」という猫も飼っていました。猫の長寿の秘訣は、肥満を防ぐ健康的な生活だそうです。

Guinness prime time oldest cat that ever lived


◆06:ガーフィールド(Garfield:1978年6月19日~)
日本でも人気のある「ガーフィールド」は1978年生まれ。眠そうな目をしたガーフィールドと飼い主のジョン、それに好敵手のナーマルなどが一緒に繰り広げるドタバタ劇。


◆07:キーボードキャット(Keyboard Cat:1985年~1987年ごろ登場)
1985年ごろCharlie Schmidtと名乗る男性が作成したといわれている、ネコがキーボードを演奏するムービーに登場しているネコはそのまま「キーボードキャット」と呼ばれています。驚くほど正確に鍵盤を叩いている様子に注目が集まりました……が、実際には、飼い主が服に無理やり手を突っ込んでネコの手を動かしていたらしい、という残念なエピソードも。

Charlie Schmidt's Keyboard Cat! - THE ORIGINAL!


実際には、飼い主の男性が無理やり手を突っ込んでネコの手を動かしていたらしい、というエピソードは忘れて眺めた方が存分に楽しめそうです。

◆08:ソックス(Socks:1989年~2009年)
史上初のアメリカ大統領の「ファースト・キャット」を務めたソックスは、ビル・クリントン元アメリカ大統領がホワイトハウスに住んでいた時に飼っていたオスのネコ。手足の先にある白い模様の様子から「ソックス(靴下)」という名前がついたといわれています。


◆09:ライムキャット(Limecat:2003年ごろ登場)
その名の通り、ライムの皮を頭に載せただけのネコですが、熱狂的な人気を誇ることに。ネットの中には全ネコの神とあがめる者さえいる様子。


◆10:キプロス島のネコ(Cyprus Cat:2004年4月8日発見)
約9500年前の人間の墓の中から発見された「世界最古の飼いネコ」といわれているネコの化石。飼い主と思われる人物と並べて埋葬されていたとのこと。


◆11:LOLキャット(Lolcats:2005年3月1日登場)
LOLキャットは実在するネコではなく、ネット上のジョークとして使われているネコのことを指します。海外版の巨大掲示板である4chanのユーザーの間で広まったもので、下記のように、「I can has cheezburger?」というように、文法的、単語的に間違いのある文章が書き込まれてネタ風に扱うことが多くみられます。


◆12:ロングキャット(Longcat:2006年2月ごろ登場)
こちらの「ロングキャット」も、海外では4chanを中心に盛り上がったもの。


派生版の超ロングキャットもありますが、壁に貼られている「のぼり」の記載が「ミニモニ娘」になっているあたりは明らかに日本人のしわざ。


◆13:ヨウカンさん(2008年5月登場)
kachimoさんが飼っているネコたちの日常を綴ったブログ「うちの猫ら」に登場し、世界中に広まった「ぶさいく顔」のヨウカンさん


ブログの内容を書籍にまとめた「うちの猫ら」シリーズも販売されています。

Amazon.co.jp: うちの猫ら 3: 吉松文男・直子: 本


◆14:まる(Maru:2008年7月ごろ登場)
日本のネコが続きます。ビールの紙ボックスに突進することでも有名になった「まる」も登場。


「まるです。」と題されたYouTubeのムービーは、愛くるしい動きで人気を集め、海外からのコメントも多数寄せられています。

まるです。


◆15:ビジネスマン猫(Business cat:2011年1月1日登場)
海外でいろいろなネタを扱うredditに投稿された画像。あるユーザーがボーイフレンドの飼いネコ「エミリオ」にネクタイとシャツの襟をつけて撮影した画像に「LOLキャット」風のコメントを載せて投稿したところ、多くの人気を得ることに。


◆16:ニャンキャット(Nyan cat:2011年4月2日登場)
お菓子の胴体を持つネコが虹の帯を残しながら宇宙空間をひたすら飛び続けるという謎のアニメムービー。以下の公式ムービーは再生回数が1億回を超えるというメガ級のヒットとなっており、2011年にはYouTubeで再生回数が多かったムービーの5位にランクインして表彰されたとのこと。胴体のお菓子は日本では未発売ながらファンも多いといわれるケロッグのポップタルトというお菓子でできている設定。

Nyan Cat [original]


◆17:リル・バブ(Lil Bub:2011年6月21日登場)
「世界で最も驚きのネコ」と語る飼い主の説明によると、バブは遺伝子の異常が原因でラント病を発症しており、成長しても子ネコサイズから大きくなることはないというハンデを抱えているとのこと。しかし、病気を抱えながらも可愛らしくワンパクに遊び回っています。

BUB the HUNTRESS


そんなリル・バブの様子を集めた写真集も出版されています。

Amazon.co.jp: LIL BUB’S LIL BOOK: マイク ブライデイヴスキー, Mike Bridavsky, 岩田 佳代子: 本


◆18:書籍「Crafting with Cat Hair」に写っているネコ(The cat from "Crafting with Cat Hair:2011年10月11日登場)
アメリカで出版された書籍「Crafting with Cat Hair」の表紙に記載されているネコがかわいいと評判。本の内容は、生え換わりで抜ける猫の毛を集めて指人形やマスコットをつくるガイドブック。


原書は日本人で「猫毛フェルター」の蔦谷Kさんによる書籍。数冊のシリーズが出版されており、Amazonなどから購入することが可能です。

Amazon.co.jp: 猫毛フェルトの本―うちの猫と作る簡単ハンドクラフト: 蔦谷 香理: 本


◆19:リギンス・カシアス(Riggins Cassius:2011年12月7日登場~2012年7月4日)
アメリカで驚異的な人気を誇った2006年のTVドラマシリーズ「Friday Night Lights」に登場するキャラクターティム・リギンスと往年の名ボクサーモハメド・アリの本名「カシアス・クレイ」から命名されたネコで、人間のようにベッドで寝ることを好み、前足だけをベッドカバーから出して寝るのがスタイル。心臓発作により2012年7月没。


◆20:ハチ・テイラー(Hachi Taylor:2012年3月10日登場)
豪華な食事、TV番組の「トップ・シェフ」を見ながらトルティーヤチップス、といった光景で有名なのがセレブネコのハチ・テイラー。名前はブルックリンにある和食レストランの「Hachi」と、前出のTVドラマ「Friday Night Lights」に出演するEric Taylorから取ったもので、これまでに9枚のアルバムをリリースしたというミュージシャンでもあるとのこと。


◆21:グランピー・キャット(Grumpy Cat:2012年4月4日登場)
アメリカ・アリゾナ州在住のメス猫で、いつも不機嫌そうな様子がredditで話題になったネコで、その様子からグランピー(ムスっとした)・キャットと呼ばれています。ただし飼い主によると、本当に不機嫌なわけではなく多くは単なる見た目だけの問題ということだそうです。


Facebookの公式ページは600万以上の「いいね!」を獲得するという人気っぷりを見せていますが、なぜかこの写真もムスッとしている様子……

The Official Grumpy Cat
https://www.facebook.com/TheOfficialGrumpyCat


◆22:ハーフキャット(Halfcat:2013年5月7日登場)
Googleストリートビューに写り込んでいた奇跡のネコとして話題になったネコ。撮影タイミングのミラクルで生みだされた生き物と思われていたものの、実は海外のPhotoshop職人がイタズラで作り上げてストリートビューにアップロードした写真であることが後に判明。しかしそれでもその気持ち悪さはいまだに第一級といえます。


◆23:シェイド・フランシス(Shade Francis:2014年1月15日登場)
TVドラマのハウス・オブ・カードに登場するケビン・スペイシー演じるキャラクター「フランシス・アンダーウッド」から名付けられたネコは、好奇心旺盛なイタズラ好きで、人間をなめ回したりあらゆるものを破壊しまくりながらみんなに笑顔を与えるというネコ。主に女性からの人気が高いそうです。


日本でもおなじみのネコから海外で話題のネコまで、ズラッと23匹の有名ネコがラインナップされていました。あとはモアクリさんがYouTubeで公開している「だるまさんが転んにゃ」がリストに加えられると、かなり完成度の高いものになりそうです。

だるまさんが転んにゃ - Stalking Cat -

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in メモ,   生き物,   動画, Posted by darkhorse_log

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