約1万台のタクシーの走行ルートを1日の最初からマッピングして観察できる「NYC Taxis:A Day in the Life」
2013年にニューヨーク市を走行していたタクシーからランダムで1台選び、そのタクシーの始業から終業までの走行ルートを地図上で表示してくれるのが「NYC Taxis:A Day in the Life」です。地図の上をタクシーがあっちに行ったり、こっちに行ったりしている様子はずっと見ていても飽きず、その日の売上や乗客数も同時に確認できます。
NYC Taxis:A Day in the Life
http://nyctaxi.herokuapp.com/
タクシーの1日を観察できる「NYC Taxis:A Day in the Life」が、どのようなものかは下記のムービーから確認できます。
NYC Taxis:A Day in the Life - YouTube
NYC Taxis:A Day in the Lifeを開いたら「Begin」をクリックしてタクシーの1日をスタート。
メイン画面はこんな感じで、ニューヨークの地図が表示されており、画面中央にある黄色の点がタクシーです。黄色の点の隣にある緑の点は客を乗せた場所を示しています。画面の左上には、このタクシーが稼働していた日付と時間を表示。今から観察するのは2013年5月7日にニューヨークで走っていた、とあるタクシーの1日です。画面の右上には、料金・追加料金・都市交通税・チップ・道路や橋などの通行料金が表示されています。
お客さんを乗せたタクシーはマンハッタン区を出てクイーンズ区の方へ。
フラッシング・メドウズ・コロナ・パークの近くでお客さんが降りました。お客さんが降車している間は点が赤色に変化。なお、画面下のグラフは縦軸がお客さんの払った料金で、横軸が時刻を示しています。
乗客がいない間は、点が大きな黄色に変わります。
お客さんを探してウロウロするタクシー。
ブルックリン地区でお客さんを探した後、結局出発地であるマンハッタン地区まで戻ってきました。
マンハッタン地区には人が多いためか、すぐさまお客さんを発見。
比較的近い場所でお客さんが降りて、すぐさま新しいお客さんを乗せました。
10時からはマンハッタン区をウロウロ。
短い距離を移動しまくっています。
少し南のノース・コーブ・マンハッタン港まで来たと思ったら……
またもやマンハッタン中心部に向かって移動。
その後もマンハッタンの中心部でお客さんを乗せまくるタクシーは大忙しの様子。なお、時刻の下に表示されている「Faster」をクリックすれば再生スピードを早くできます。
しかしながら、13時ごろから、ある場所に止まって全く動かなくなりました。昼食を取っているのかもしれません。
15時ごろになってようやくお客さんを乗せるタクシー。
青色のラインが通過した道になるのですが、22時頃までマンハッタン中心部を走り回っています。
22時ごろからはマンハッタン地区を飛び出してブルックリン地区へ。
ブルックリン地区でお客さんを降ろした後、すぐに別の乗客をゲット。
その後はマンハッタン地区に戻ってきて……
23時21分に業務終了。この日の総売上は491.59ドル(約4万9000円)で、乗客は36人でした。「Load Another Taxi!」をクリックすると……
最初の画面に戻って「Begin」をクリックすれば、別のタクシーをランダムに選んで、1日の動向をエンドレスで観察できるというわけです。
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