月額定額制でカフェや喫茶店のコーヒーが飲み放題になるアプリが登場

By Bertalan Szürös
世界中どこに行ってもカフェや喫茶店で飲むことができるコーヒーは、世界で最も飲まれているドリンクの1つといっても過言ではありません。コーヒーを1日に何杯も飲む人にとって、コーヒーにかける出費は抑えたくてもなかなか抑えられないものです。そんなコーヒー党の人にぴったりなiOS/Android向けアプリ「CUPS」が登場しました。CUPSは完全月額定額制でニューヨーク市のマンハッタンにあるコーヒーショップでコーヒーが飲み放題になる、というアプリです。
CUPS
http://cupsapp.com/

CUPSのコーヒー飲み放題プランには、ドリップ・フィルターコーヒーや紅茶が45ドル(約4580円)で飲み放題になる「AMERICAN CLASSIC」と、AMERICAN CLASSICにエスプレッソやラテ、マキアートなどが加わった85ドル(約8700円)の「FOREIGN FLAIR」の2種類があります。例えば、AMERICAN CLASSICでコーヒーを毎日2杯飲むと、1杯当たり約75円で、コーヒー党の人にはかなり魅力的。また、AMERICAN CLASSICとFOREIGN FLAIRには対象のドリンクを1カ月間で5杯、11杯、23杯飲める安価なプランも用意されており、コーヒー党の人でなくても利用しやすくなっています。

CUPSの使い方は至ってシンプル。まず、アプリを起動してCUPSに登録されているコーヒーショップを検索します。

現在地に近いところからコーヒーショップが表示されるので、行きたいショップを選択。

ショップに着いたら、アプリからプランに対応している飲み物を選びます。

飲みたいコーヒーが決まったら、スマートフォンを店員に見せてコードを入力してもらうだけ。

現在ニューヨークで展開中のCUPSに登録されているコーヒーショップは全部で31店舗。スターバックスのような大型コーヒーチェーン店は含まれておらず、個人経営型の小さなコーヒーショップが中心です。CUPSはコーヒーショップの新規登録を受付中で、これから登録店舗が増えていくことが予想されます。

CUPSの目的は大型チェーン店の流入によって減少しつつある個人経営のコーヒーショップをサポートすること。CUPSに登録するのに登録料や月額課金などの料金は発生しません。CUPSはユーザーから料金を受け取り、ユーザーがアプリを使用してコーヒーを購入するごとにコーヒーショップに別途お金を支払うシステムを採用しています。

CUPSはイスラエルで立ち上げられたサービスで、テルアビブやエルサレムでは100店舗以上ものコーヒーショップがCUPSに登録しており、その実績はすでに証明済。ニューヨークで成功を収めれば、日本に上陸する可能性もあり、今後の展開に注目です。
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in モバイル, ソフトウェア, 食, Posted by darkhorse_log
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