ソチ五輪に向けての聖火リレー、スタート直後に消えライターで再点火
by Julia Alleyne
2014年2月7日にスタートするソチ五輪に向けて、聖火がギリシャからロシアに到着し、モスクワでプーチン大統領らが出席して聖火リレーの開始宣言が行われました。これから聖火はロシア国内だけではなく北極や宇宙も経由して、冬季オリンピックとしては最長のリレーでソチへと運ばれるのですが、この開会式直後、クレムリンの敷地内でいきなり火が消えるアクシデントが発生しています。
Олимпийский огонь погас во время эстафеты - YouTube
ランナーはアルメニア出身のフィンスイミング選手で、世界記録を11回記録し、17度も世界チャンピオンになったというShavarsh Karapetyan氏。かなり寒そうな中をゆったりと走ってきます。
Karapetyan氏自身、聖火の勢いが弱いのは気になったのか、ちらちらとトーチを見ているのですが……
このあたりで完全に消えてしまいました
「消えてしまったよ」とトーチを指してアピール
すかさず現れた男性はライターを手にしていて……
聖火を再点火
しっかりと火がついたことを確認して……
リレー再開。
聖火リレーで火が消えるというのはそれほど珍しいことではなく、2012年に開催されたロンドン五輪の聖火リレーでもバーナーに不具合があって聖火が消える事故が発生しています。今回の原因は、バーナーの出力が抑え気味になっていたためだそうですが、本来、再点火はランナーの後からついてきている聖火の元火を使って行うもの。ライターでつけてしまうと、それはもう聖火でもなんでもないような……。
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