「Facebookの写真をDropboxに保存」のようなウェブサービス間データ移行が簡単に行える「Pi.pe」
FacebookやInstagramに画像をアップしたり、DropboxやGoogle Driveなどのクラウドストレージにデータを保存したりと、クラウド上にデータを保存しておくことはスマートフォンやパソコンを使うユーザーにとっては当たり前のことになってきましたが、いろいろなサービスがあるのでネット上のいたるところにデータが保存されることにもなります。そんなさまざまなウェブサービス上に保存されているデータを、簡単に他のウェブサービスに移行させられるのが「Pi.pe」です。アカウント情報を入力して、移行させたいデータを選択すれば自動でデータの移行を行ってくれます。
Pi.pe
http://www.pi.pe/
まずはPi.peのトップページにあるサインイン方法のいずれかでPi.peにサインインします。今回はGoogleアカウントでサインインしてみました。
Googleのアカウント情報を入力して「ログイン」をクリック。
Pi.peとの連携承認画面になるので「承認する」をクリック。
するとPi.peのトップ画面へ飛びます。ここから5つのステップをこなすことで、ウェブサービス上に保存されているデータを他のウェブサービスにコピーすることができる、というわけです。
◆Google DriveのデータをDropboxに保存
実際にデータのコピーはどんな風にできるのか確かめるために、Google DriveのデータをDropboxに保存してみます。トップ画面の「Google Drive」をクリック。
「承認する」をクリックします。
「Submit」をクリック。
するとGoogle Driveに色が付いて連携可能になったことが分かります。
そして画面右上の「Continue」をクリックすれば1ステップ目が完了。
次の画面では先ほど連携させたGoogle Driveの中に保存されているデータが表示されます。この中からコピーしたいデータの入っているフォルダをクリックします、フォルダの複数選択も可能なので一気に大量のデータをコピーさせることも可能。
フォルダを選択したら「Continue」をクリックすれば2ステップ目も終了です。
次はコピーしたいデータを整理する画面。フォルダをクリックすると……
こんな感じでフォルダ内に保存しているデータの確認ができます。
データ右上の×アイコンをクリックすればこのデータをコピー対象から外すことが可能。
データの選別が終わったら画面右上にあるグレーの×アイコンをクリック。
そして「Continue」をクリックすれば3ステップ目も完了。
4ステップ目はデータのコピー先サービスを選び、連携すること。
コピー先にはDropboxを設定するので、Dropboxアイコンをクリック。
ログイン情報を入力して「ログイン」をクリックして……
「許可」をクリック。
「Submit」をクリックします。
これでDropboxの連携も完了したので「Continue」をクリック。
5つめのステップは特に何もすることがありません。コピーするファイルがコピー先のサービスに対応しているかどうかの確認や、コピー先にどれくらいの容量が残っているかなどを表示してくれます。
問題なくコピーできそうなら「Start Transfer」をクリックすればOK。
これでデータのコピーを自動でおこなってくれます。
どれくらい待てばいいかというと、データのコピーが完了したという旨のメールが届くまで。
「画像を100枚以上選択したし1日以上かかるかも……」と思っていたら半日もかからずにメールが届きました。
Dropboxに本当にデータがコピーできているのか確認しに行くと、見慣れぬフォルダを発見したので早速クリックしてみます。
中はこんな感じでGoogle Driveからしっかりデータがコピーできていました。
画像データ119枚がしっかりコピーされています。
◆Instagramの写真をEvernoteにコピー
他のサービスでもデータのコピーができるのかやってみました。
Instagram内のコピーしたい画像ファイルを選び……
コピー先をEvernoteにします。
各認証画面をクリアして……
「Start Transfer」をクリック!
あとはEvernoteにInstagramの画像が保存されるのを待つだけ。
こっちは画像の枚数が少なかったせいか、すぐにアップロード完了。
記事執筆中の7月27日の段階では、他ウェブサービスにデータをコピーできるのは以下の13個。
対してコピーしたデータを保存することができるウェブサービスは23個。サービス間でデータの移行ができる選択肢はまだこれだけですが、主要サービスはきっちりと押さえられており、設定を済ませば後は勝手にデータの移行を行ってくれる手軽さはとてもグッド。最近使っていないウェブサービスがあるけどその中に大事なデータが眠っている、そんな心当たりのある人はPi.peを使ってみるのもよいかもしれません。
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