デザイン

まるでペーパークラフトのような「折り紙フォン」、1枚の紙から受話器が完成する電話のコンセプトモデル


固定電話の受話器をたった1枚の紙から折り紙をモチーフに作り出したコンセプトモデルが「Origami handset」です。

その名前から日本の折り紙をモチーフにしていることが分かりますが、どちらかというとペーパークラフトに近い発想で作られています。


1枚の紙で受話器を作りあげる「Origami handset」については以下から。Weii Design Ideas 1

「Origami handset」は中国・浙江大学で工業デザインを学ぶ学生であるChengyuan Weiさんがデザインしたもので、たった1枚の紙を折ることで受話器を形作り、実際に通話が可能となっているものです。

Weiさんは既存の電話機がどれも似たような形状をしていることに疑問を持ち、受話器を分解して機能を担う部分がごく小さな部品であることをつきとめました。そして軽い素材を使って効率的な組み立て方をすればユニークなデザインに行き着くのではないかと思い、紙を使った受話器を作るに至ったそうです。

組み立てる前の「Origami handset」はこんな感じです。折り目をつけるためのガイドはついていますが、1枚の紙でできています。


本体下部の金属端子を電話線にかませるようにして使います。


設計図はかなりシンプル。金属の端子以外には特に何の付属物もなく、主な材料は紙です。


組み立てるとこんな感じ。ヨーグルトなどについてくる紙スプーンを思い起こさせる形状です。


使用イメージ。うまく立体化しているため、見た目にさほど違和感は感じません。耐久性はやや心配なところがありますが、新鮮な見た目やシンプルな機構が魅力的なデザインです。

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in ハードウェア,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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