思わず「なんだこれは」と言いたくなるコンセプトモデルたち、「FUJITSU デザインアワード2011」の受賞作品
富士通が「新しい生活を創造するパソコンに関連したデザイン」について、全世界を応募対象とした本格的な国際デザインコンペティション「FUJITSU デザインアワード2011」を実施し、5月20日に受賞作品が決定しましたが、グランプリと準グランプリに輝いたコンセプトモデルたちがワイヤレスジャパン2011で展示されていました。
どれも奇抜で思わず「なんだこれは」と言ってしまいたくなるようなものばかりですが、斬新な発想に驚かされる内容となっています。
詳細は以下から。
ワイヤレスジャパン2011の富士通ブース
まずは準グランプリ作品「Integral Cord」。
コードの内側にカメラやLEDなどを備えており、丸めると輪の中がディスプレイ一体型パソコンになる……というもの。
輪の中をくぐらせたものの3次元構造を読み取るといった事も可能。
非常に画期的な製品ですが、実現するのはいったいどれほど先の話なのでしょうか……。
続いても準グランプリ作品「Crowd」。
スレート型端末2枚から構成されるノート型端末です。もちろん2枚は分離して個別に可能。
残念ながら実機ではありませんが、まだ実現の余地がありそう。
状況に応じてセパレートスタイル、スレートスタイル、ノートスタイルなど、フレキシブルな操作性を実現するデザイン。
閉じたままでも利用できるよう、バックカバーにも操作部があります。
そしてグランプリに輝いた「The Aid」という杖。
心拍数を測るなど、ユーザーの健康管理機能だけでなく、「GPSで居場所が分かる」「ユーザーをナビゲートしてくれる」といった機能も備えています。
「次世代の杖」として製品化される日が来るのでしょうか。
「FUJITSUデザインアワード2011」の受賞作品などは以下のリンクからチェックできます。
「FUJITSUデザインアワード2011 A LIFE with Future Computing」授賞作品の発表について : 富士通
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