サンフランシスコのポルノ店で人体発火か、「神の御業」と地元牧師
サンフランシスコの成人向けDVD販売店で、コンテンツを鑑賞していた男性客の体が何らかの原因で発火し、叫び声をあげ燃えさかりながら店外へ走り出る様子が多数の通行人に目撃されるという事件が発生しました。男性は幸い現場近くにいた救急隊員にすぐに消火され、病院へ搬送されたとのことですが、全身の皮膚の90%にやけどを負う重傷で、現在も手当てを受けているとのこと。
地域でポルノ店の撲滅に尽力しているという牧師は、男性が回復することを願いながらも、事件は「神の御業(みわざ)」だと確信しているそうです。
詳細は以下から。Burning Man Runs Out of California Sex Shop
2011年4月13日(水)18時20分ごろの事件発生以来、警察と消防による調査が続いていますが、出火原因はまだ判明していません。不思議なことに、店舗内には火災の形跡はまったく発見されなかったとのことです。
こちらがそのポルノ店「ゴールデンゲート・アダルト・スーパーストア」。DVDなどを販売するほか、客がプライベートな環境でコンテンツを視聴できるブースも提供していているようです。
ちなみにGoogle Street Viewでは看板の女性の顔がぼかされています。
4月13日18時20分ごろ、「ゴールデンゲート・アダルト・スーパーストア」店内のブースの一つで過ごしていた男性客の体に何らかの原因で火がついたと見られ、叫びながらブースから走り出てくる様子や、燃えながら店舗外へ出て近くの交差点で崩れ落ちるように倒れる様子がポルノ店従業員や通行人に目撃されています。男性の身元は明かされていませんが、偶然現場近くにいた救急隊員らにより素早く消火され、Saint Francis Memorial Hospitalに搬送されたとのこと。男性は全身の皮膚の90%にI度・II度およびIII度の熱傷を受けていて、現在も治療を受けているそうです。
ストリップ劇場や成人向けビデオ販売店などが密集するサンフランシスコ・テンダーロイン地区で過去7年間にわたり犯罪撲滅運動・ポルノ店反対運動などを行っているRoger Huang牧師は、事件についてコメントを求められ「神の力がかかわっていると思いますか?」と質問されると、「そう信じています。絶対にそうだと確信しています」と答えています。
「祈りの力を信じるかどうかは人それぞれですが……わたしはこれまで7年間、毎年8月にポルノ店の一つ一つを訪問し、どうか閉店しますように、営業停止になりますようにと祈ってきました。祈りはじめて以来、実際に8店舗ほどが閉店しています」とHuang牧師は語っています。なお、Huang牧師はポルノ店の閉店を願うとともに、今回やけどを受けた男性の回復も心から願っているそうです。
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