生き物

ロシアで科学的にイエティを研究する公立のイエティ研究所が設立されることに


全身が毛に覆われ直立歩行すると言われる未確認動物イエティ。「イエティ」という名前はシェルパ語で「岩の動物」を意味する言葉が由来で、ヒマラヤの雪男として知られていますが、実はシベリアもイエティ目撃情報多発地帯。

ロシアでは現在約30名の科学者たちがイエティを専門として研究しているとのことで、シベリア南西部のケメロヴォ州で、公立のイエティ研究所設立計画が持ち上がっているそうです。

詳細は以下から。Yeti institute planned for Siberia - Telegraph

一般的にイエティの生息地はシベリア山脈近辺と信じられていますが、シベリアの炭鉱地帯ケメロヴォ州でも南部のアルタイ山脈に近い山岳地域を中心に多くのイエティ目撃情報が報告されていて、中でもタシュタゴールの町は、「イエティのメッカ」として町おこしを行うなどして観光客にも人気を集めています。

タシュタゴールでは年に1回「イエティの日」(11月11日)が祝われ、今年の「イエティの日」には「In the World of the Yeti(イエティの世界で)」と題された氷の彫刻コンテストの開催も予定されているそうです。

ケメロヴォ州の教育・科学部門の発表によると、類人猿の専門家などを招いたイエティについての国際会議が今年中にタシュタゴールで開催される予定で、会議の結果を受けて正式に「イエティ研究所」設立の是非が判断されるとのこと。

イエティ研究者のIgor Burtsev氏は、現在ロシアでは30名ほどの科学者たちがイエティについて研究していて、研究所が設立されれば共同で研究することができるだろうと述べています。「イエティは人類の進化の過程で枝分かれした種だと我々は考えています。彼らは自然と調和して暮らしているのです」とBurtsev氏は語っています。

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in 生き物, Posted by darkhorse_log

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