「モバイルギア」の流れを汲む「LifeTouch NOTE」が登場、Tegra 2プロセッサやAndroidを採用
かつてNECから発売されていたPDAシリーズで、「モバギ」の愛称で親しまれ、名機の誉れ高かった「モバイルギア(Mobilegear)」の流れを汲むスマートブック「LifeTouch NOTE」が発表されました。
OSにはGoogleのAndroidを採用しており、高い処理能力を実現するNVIDIAのデュアルコア「Tegra 2プロセッサ」を搭載したほか、あちこちにこだわりが光るフルキーボード端末となっています。
詳細は以下から。
Android(TM)搭載の個人向けスマートブック「LifeTouch NOTE」を発売(2011年2月15日): プレスリリース | NEC
NECのプレスリリースによると、同社はOSにAndroid 2.2を採用した個人向けのスマートブックとして「LifeTouch NOTE」を3月10日から順次発売するそうです。
「LifeTouch NOTE」は1GHzで駆動するNVIDIAのデュアルコアプロセッサ「Tegra 250」やシングルタッチ対応の7インチワイドVGA(800×480)液晶、メモ用の200万画素カメラ、フルキーボード、GPS、電子コンパス、加速度センサー、SDメモリカードスロットおよびminiUSB 2.0ポート、IEEE802.11 b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth 2.1などを搭載。
製品ラインナップは2GBの内蔵メモリに2GBのSDメモリーカードが付属する「NA70W/1A」シリーズ、8GBの内蔵メモリに8GBのSDHCメモリーカードが付属する「NA75W/1A」シリーズ、「NA75W/1A」にFOMA HIGH-SPEED対応ワイヤレスWANが内蔵された「NA75F/1A(4月発売予定)」シリーズの3モデルが発売される予定となっています。
これが「LifeTouch NOTE」です。本体サイズは234×138×25mmで、重さは約699グラム。バッテリー駆動時間はブラウジングの場合は約9時間で、YouTube動画再生の場合は約7時間。なお、Flash10.1に対応しているため、Flashコンテンツの表示にも対応。
天板のカラーバリエーションはバーミリオンレッド、チョコレートブラウン、ピアノブラックの3種類。ちなみに「NA70W/1A」シリーズはピアノブラックのみです。
PCと同じようにタッチタイプできる16.8mmピッチ、キーストローク1.6mmのキーボードを採用。快適な日本語入力をサポートする「ATOK for LifeTouch NOTE」をプリインストールするなど、文字入力環境が非常に充実しているのが大きな特徴なほか、光学式ポインティングデバイスやタッチパネルでの本体操作も可能。
「モバイルギア」から「LifeTouch NOTE」へとどうつながっていったのか、そして「LifeTouch NOTE」に込められたこだわりなどについて、特設ページでインタビューが掲載されています。
NECのアクティブコミュニケーター、「LifeTouch NOTE」に開発メンバーが込めた想い。 | 121ware.com > 製品情報 > LifeTouch NOTE
「LifeTouch NOTE」の詳細な製品情報は以下。
NEC パソコン | 121ware.com > LifeTouch NOTE
ちなみにいずれのモデルもオープン価格ですが、直販サイト「NEC Direct」の場合、「NA70W/1A」シリーズの販売価格は3万9900円となっています。
NEC Direct > スマートブック > LifeTouch NOTE
NECは2009年にパソコンと携帯電話を融合させた製品を発売するために専門組織を新設していましたが、どうやらようやく実を結ぶことになったようです。
・関連記事
どことなくシグマリオンを思い起こさせるNTTドコモの「N-08B」レビュー - GIGAZINE
国内最長の8時間駆動で高速充電対応、WiMAXをガンガン使えるモバイルルーター「Aterm WM3500R」 - GIGAZINE
BIGLOBEのAndroid搭載タブレット「Smartia」用端末NEC「Life Touch」フォトレビュー - GIGAZINE
BIGLOBEのAndroidタブレット「Smartia」をしばらくの間いじくり回してみた - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in モバイル, ハードウェア, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article "LifeTouch NOTE" that draws on the flow ….