地デジや録画した番組をいつでもどこでもスマートフォンやPCで視聴できる「Slingbox PRO-HD」

自宅にある地デジ対応テレビやBlu-rayレコーダーで録画した番組などをインターネット経由で視聴できる「Slingbox PRO-HD」が発売されることが明らかになりました。

パソコンはもちろんのこと、iPadやiPhone、Androidスマートフォンなどでも録画した番組をHD画質で楽しめるため、「昨日録画した深夜アニメを通勤中に見たい」「見逃した番組を出張先のホテルで見たい」といったユーザーの需要に応えることができるモデルとなっています。

詳細は以下から。
2010.12.17 ロケーションを選ばないFull HDインターネット映像転送システム『Slingbox PRO-HD』発売のお知らせ | イーフロンティア

このリリースによると、イーフロンティアはアメリカのSling Media社インターネット映像転送システム「Slingbox PRO-HD（スリングボックス PRO-HD）」を2011年2月上旬に発売するのに先駆けて、同社のオンラインショップ「イーフロンティアストア」で先行予約の受付を開始したそうです。市場予想価格は3万4980円前後。

「Slingbox PRO-HD」は自宅のテレビで観ている地上デジタル放送、BS/CS放送、ケーブルTV、録画番組、BDやDVD、HDDレコーダーなどのさまざまな映像を、インターネットを通じてパソコンやiPhone、iPad、Androidスマートフォン（モバイル用プレイヤーアプリケーションは別売り）などで、いつでもどこでも楽しむことができるというもの。

利用イメージ。いつでもどこでも楽しめる、というのはなかなか夢が広がりそうです。

これが「Slingbox PRO-HD」です。本体サイズは36.4cm×24.2cm×9.8cmで重さは1.8kg。入力端子および出力端子としてRCA音声端子（左右）やS/PDIFデジタル音声端子、コンポーネント端子、コンポジット端子、S端子、アンテナ端子を備えています。また、1080iのHD映像に対応しており、高画質での映像伝送が可能です。

接続イメージはこんな感じ。テレビとレコーダーの間に「Slingbox PRO-HD」を接続し、あとは「Slingbox PRO-HD」をルーターやモデムに接続。ハードウェアを設定した上でサイトでIDとパスワードを取得し、再生サイトへ接続する……という流れです。

日本国内の主なHDDレコーダー、チューナーのリモコン70種類以上に対応しており、チャンネル変更や再生、一時停止といった操作はもちろん、録画予約などの操作をインターネットを通じて可能。リモコンから電源のON/OFFも可能なため、常に接続機器の電源を入れておく必要はありません。

モバイル端末向けには帯域に応じて圧縮率を変化させる技術「SlingStream」を用いることで、3G回線利用時などでも快適に視聴できるようにしています。

「Slingbox PRO-HD」の公式ページは以下。

Slingbox