東芝のWindowsケータイ「T-01A(X02T)」をAndroidスマートフォンにしたムービーが公開される
東芝のWindows Phone採用スマートフォン「dynapocket」こと「T-01A(ソフトバンクモバイルではX02T)」にGoogleのAndroidをインストールして動作させているムービーが公開されました。
「T-01A(X02T)」はCPUに1GHzで駆動するQualcommのSnapdragonプロセッサを採用するなど、決して低くないスペックを兼ね備えたモデルであるだけに、Androidスマートフォン化というのは非常に興味深い試みであると考えられます。
詳細は以下から。
これがそのムービー。Windows Phoneを起動した状態で、Androidの起動に使うファイルを実行しています。
YouTube - TG01 running Android (Toshdroid) Now working
ひたすら流れる文字列
どうやらHTCのAndroidスマートフォンのOSを改造したものを利用しているようです。
起動中
起動しました。Androidスマートフォンのロック画面が表示されています。
さっそくロックを解除
ホーム画面もAndroidのものです。
設定画面を呼び出し、壁紙を設定します。
壁紙一覧
選択したのはタッチに反応して波紋が出るなどの演出を実現した「ライブ壁紙」です。
もともとWindows Phone端末であったにもかかわらず、この機能を利用できているというのが非常に興味深いのではないでしょうか。
あくまでユーザーが独自に手を加えたものであって、正式にメーカーがAndroidをサポートしたわけではありませんが、今後メーカーが公式に有料のオプションとしてAndroidをインストールできるサービスを提供するようなことがあれば、ユーザーの選択肢が広がって面白いかもしれません。なお、技術的な詳細については以下にまとめられています。
Android/Linux on TG01 development, EDIT 24.11.2010 - xda-developers
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