NTTドコモが「日本Wi-Fi化計画」を始動、第1弾として通信料無料の「Wi-Fi搭載タクシー」を運行へ
NTTドコモがFOMAハイスピードを利用した高速通信と広大なエリア、そしてさまざまな無線LAN対応機器でインターネットに接続できるようになる「モバイルWi-Fiルーター」を組み合わせた「日本Wi-Fi化計画」と呼ばれる社会実験を進める予定であることを先日お伝えしましたが、ついにその内容の一部が明らかになりました。
第1弾としてタクシーに「モバイルWi-Fiルーター」を搭載した「Wi-Fi搭載タクシー」を運行する予定で、通信料金無料でインターネット接続を利用できるようになるそうです。
詳細は以下から。
NTTドコモから送付されたリリースによると、同社は2010年12月3日(金)から、「モバイルWi-Fiルーター」のプロモーションの一環として、日本全国にモバイルWi-Fiルーターを浸透させる「日本Wi-Fi化計画」を開始するそうです。
そして計画の第1弾として、東京無線協同組合との提携により約820台のタクシーにモバイルWi-Fiルーターを搭載し、都内での運行を開始するとのこと。
これは交通機関にモバイルWi-Fiルーターを搭載してNTTドコモのFOMAネットワークのエリアの広さと通信品質、さらにモバイルWi-Fiルーターの利便性をより多くのユーザーに体感してもらうことを目的としたもので、通信料金は無料とされています。
なお、12月3日には「Wi-Fi搭載タクシー」の出発イベントを予定しており、今回の計画のキャンペーンガールを務める「ツナガール」のリーダーとなる、タレントの藤本美貴さんによるトークショーや会場内で待機しているWi-Fi搭載タクシーの5台の出発式が行われる予定。NTTドコモは今回の出発イベントを皮切りに、日本全国へWi-Fi化計画を推進していくとしています。
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