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「ノートパソコンの失敗しない選び方」が次世代高速通信サービス「UQ WiMAX」の説明会で明らかに


昨年7月にUQコミュニケーションズが下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信サービス「UQ WiMAX」を正式にスタートさせましたが、サービスが開始されてから1年以上が経過した今でも、「名前だけは聞いたことがあるけれども詳しくは知らない」「興味はあるけれども使ったことが無い」という人がいるではないでしょうか。

そこで今回、10月末にUQコミュニケーションズが開催した、同社の通信サービスやWiMAX内蔵パソコンのメリット、iPadやiPod touchを外出先でも高速で利用できるモバイルWiMAXルーター「WiMAX Speed Wi-Fi」、既存の3G通信サービスとの速度比較などの解説を中心にしたイベントの様子をお届けします。

また、CPUメーカー大手のIntelが2010年秋冬モデルのノートパソコンの「失敗しない選び方」をレクチャーしているため、パソコンの購入を考えている人はチェックしてみるのもいいかもしれません。

詳細は以下から。
「WiMAX」そのものに関する説明。日本ではUQコミュニケーションズが展開している高速無線通信サービスで、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsを実現しています。


サービスエリアは1年で倍増しており、2010年度末には基地局数が1万5000局に。高速・大容量通信が可能であるため、GIGAZINE編集部でもサービス開始当初からUQ WiMAXを利用していますが、都内で行われるさまざまな企業の発表会だけでなく、今年3月に茨城県水戸市で行われた「コみケッとスペシャル5 in 水戸」などでもメイン回線として活躍しました。


WiMAX対応機器には複数あり、従来のデータ通信カードタイプ以外にも、あらゆる無線LAN対応機器で通信が可能となるモバイル無線ルーター「WiMAX Speed Wi-Fi」や、そもそもWiMAX通信機能を内蔵している「WiMAX内蔵パソコン」があります。


従来型の通信カード。USBタイプやPCカードタイプなどがラインナップされており、幅広いパソコンに対応可能。GIGAZINE編集部では「BIC WiMAX Service」を契約しており、シンセイコーポレーション製のUSBタイプWiMAX通信カード「MW-U2510」を利用しています。


WiMAX回線をノートパソコンや携帯ゲーム機、音楽プレーヤー、スマートフォンなど、ありとあらゆる無線LAN対応機器で利用可能になるモバイル無線LANルーター「WiMAX Speed Wi-Fi」


中央にある通信カードを除いて、すべてが「WiMAX Speed Wi-Fi」です。2010年11月現在、「UQ WiMAX」は最も多くのモバイル無線LANルーターがメーカー各社からリリースされており、本体サイズや電池の持続時間などで最も自分に適したものをチョイスできるのが大きな強みです。


もちろんiPadでも利用可能。


先日発表された「AZ01MR」は革ケースに入れて持ち歩ける、デザインを重視したモデルです。


そしてWiMAX内蔵パソコン


即座にネットに繋がる点や、データカードをいちいち抜き差しする必要が無いといった点が大きな特徴。電車内でパソコンを開いて作業をする人など、外出先で一分一秒でも早くインターネットに接続しないといけないという人にとっても非常に便利。また、「通信カードを取り付けたままカバンに入れたらカードが壊れた」「出張なのに通信カードを忘れた」という悲惨すぎる事態を回避することもできます。


CEATEC JAPAN 2010の時点でWiMAX内蔵パソコンは10メーカー、46機種にまで拡大。特にモバイルパソコンに積極的に採用されているため、出先で通信したいモバイルユーザーにとってはなかなかうれしい。


WiMAX内蔵パソコンに搭載されている最新チップセット「Intel Centrino Advance-N + WiMAX6250」


1製品で各国の電波規格に対応しています。


これが「Intel Centrino Advance-N + WiMAX6250」本体。


WiMAX内蔵パソコンの底面


実際に搭載されている様子


堅牢性や長時間駆動、高い処理性能でビジネスユーザーを中心に非常に高い支持を集めているパナソニックのモバイルノート「Let'snote」シリーズにもWiMAXが搭載されています。


背面にパナソニック独自開発の高感度アンテナを搭載。編集部で実際に利用したところ、電波を捕まえやすくなるだけでなく、通信速度も向上するという結果が出ているため、WiMAXの高速・大容量通信をフル活用したいユーザーに良さそうです。


■WiMAX通信速度を体感できるデモ
いよいよWiMAX内蔵パソコン体感イベントが開始。


内容はこんな感じ。


まずはUQコミュニケーションズ代表取締役社長 野坂章雄氏が登場し、挨拶を行いました。


続いて取締役執行役員副社長 兼 企画部門長 片岡浩一氏


デバイス推進部長 前島勲氏


マーケティング推進部長 中山朋子さん


まずはそもそもWiMAXとは何かという説明。


インターネットユーザーの約7割は「通信速度が重要」としていることをアピール。


WiMAXの通信速度は下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsを実現。


さらに通信量の増大などを受けて携帯電話各社が導入している帯域制限なども行われていません。


実際にWiMAXと他社の3G通信サービスで速度を比較するデモが行われました。


計測に用いられたのは「価格.com」のスピードテストです。


3G通信サービスは下り1.9Mbps、上り0.4Mbps。


一方、WiMAXの通信速度は下り20.5Mbps、上り1.3Mbpsという結果に。下り速度で10倍近い差が出ています。


結果を並べたところ。


実際にWiMAX内蔵パソコン同士でSkypeを使ったビデオチャットのデモが行われました。遅延もほとんど無く、スムーズに会話できているのがすごい。
YouTube - 「UQ WiMAX」同士でSkypeを利用する実演デモ01


どのようなパソコンを使ってビデオチャットを行っているのかという解説。
YouTube - 「UQ WiMAX」同士でSkypeを利用する実演デモ02


他社の通信サービスの場合、「料金プランが複雑」「解約しようとしたら違約金を請求される」といった問題があるわけですが……


UQ WiMAXの場合、完全定額の「UQ Flat(月額4480円)」、2段階定額の「UQ Step(月額380~4980円)」、そして1日完全定額で利用できる「UQ 1Day(日額600円)」の3つのみで、2年縛りもありません。


対応機器も豊富


2009年のサービス開始当初は500局、2010年8月時点で1万局となった基地局数は2010年度末には1万5000局に拡大予定。実人口カバー率は90%を超えていることになりますが、2010年11月現在「UQ WiMAX」のような高速通信と人口カバー率を両立させたサービスは他にありません。


従来の携帯電話会社とは異なり、家電量販店やプロバイダなどのさまざまな業種がWiMAXの販売に参入できる、水平型でオープンな販売方式を採用。あらゆるところで対応機器を購入できるようになっています。


■Intelが教えるノートパソコンの「失敗しない選び方」

続いては大手CPUメーカー、Intelのスタッフが2010年秋冬モデルノートパソコンの失敗しない選び方を伝授。ちなみにIntelはWiMAXの普及を推進する業界団体「WiMAX Forum」の中心的存在です。


インテル株式会社 リテール・マーケティング部 シニア・プログラム・マネージャー 柳原明人氏


柳原氏はパソコン選びを失敗する3つの理由として「サイズを間違えた」「とにかく動作が遅い」「新しい規格に対応していない」ということを挙げた上で、失敗しない選び方をレクチャーしました。


まずはサイズとタイプ。モバイル用途の場合は「ネットブック」「モバイル・サブノートPC」「ビジネスモバイル」の3つのカテゴリーに分けられ、自分に合った性能や価格のものをチョイスすることが重要です。


続いては基本性能。CPUは「Intel Core i5プロセッサ」、メモリは4GB、HDDは500GB(ノートタイプ)、光学ドライブはBlu-rayおよびDVD対応が主流で、無線機能はモバイルWiMAX内蔵タイプが便利とのこと。


CPUのトレンドはこんな感じ。迷ったら「Intel Core i5プロセッサ」が良いそうです。なお、「Intel Core i7プロセッサ」「Intel Core i5プロセッサ」は負荷の高い作業を行うときに処理速度をアップさせる「インテル・ターボ・ブースト・テクノロジー」に対応しています。


Blu-rayと地デジチューナーを搭載したA4ノートなどが急速に普及。


そして出先でも高速通信できるWiMAX内蔵モデルが多数登場しています。


まとめるとこうなります。


■「WiMAX内蔵パソコン」「WiMAX Speed Wi-Fi」とは?

再びマーケティング推進部長 中山朋子さんによる説明。


WiMAX内蔵パソコンは現時点で10メーカーから46機種がリリース。なお、ノートパソコン全体の70%がWiMAXを搭載していることになります。


開けば即ネットに接続できるというのが内蔵パソコンの強み。ちなみにGIGAZINE編集部で試してみたところ、わずか10秒足らずでインターネットに接続できています。


WiMAX接続ユーティリティー


クリックするだけですぐさまWiMAXに接続可能です。


新たにWiMAX内蔵パソコンユーザーを対象とした「WiMAX PCバリューセット」というキャンペーンが開始。


「UQ Flat(月額4480円)」の加入月と翌月の基本使用料が無料になるほか、「UQ Step」の基本使用料380円が1年間無料になります。


2011年3月末まで、アメリカでのWiMAXサービス利用が無料になる「WORLD WiMAX」というサービスも実施中。


利用手続きも簡単です。


「WiMAX Speed Wi-Fi」のレクチャー


デバイス推進部長 前島勲氏


「WiMAX Speed Wi-Fi」とは、WiMAX回線を無線LAN対応機器で利用できるようになる、持ち運び可能な小型の無線LANルーターです。


すでにラインナップは8機種にまで拡大。


デザイン性を重視した端末も続々リリース。


ADSLをWiMAXに置き換えるということも可能。工事不要で高速通信を利用できるようになるため、下宿している学生ユーザーなどにとっては良いのではないでしょうか。


iPadやiPod touchでも高速通信を利用可能になります。


UQ WiMAXは1つの回線を複数の機器で利用できる「機器追加オプション」を提供しており、「外出先ではWiMAX内蔵パソコン、家庭ではたくさんの無線LAN機器を使うからWiMAX Speed Wi-Fi」といったように、1つの回線契約で状況に応じて通信カードやWiMAX Speed Wi-Fi、WiMAX内蔵パソコンを切り替えて使うことも可能。


イベントのラストでは、野坂社長と参加者によるジャンケン大会が行われました。


見事勝ち残った人にはWiMAX Speed Wi-Fiをプレゼント。


見事勝ち残った参加者に野坂社長が直々に手渡します。お疲れさまでした。


UQ WiMAXの公式ページは以下から。

UQ WiMAX ホーム | UQ WiMAX -高速モバイル通信、高速モバイルインターネットのデータ通信カードを提供


また、WiMAXを15日間無料で利用できる「Try WiMAXレンタル」も実施されており、通常のデータカード端末に加えて、モバイル無線LANルーター「WiMAX Speed Wi-Fi」もレンタルされています。

Try WiMAXレンタル | UQ WiMAX -高速モバイル通信、高速モバイルインターネットのデータ通信カードを提供

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in 取材,   モバイル,   動画,   広告, Posted by darkhorse_log

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