ギネス記録を更新、9852枚ものトーストを使ったモザイクアート
さまざまな焼き色に焼き上げたトーストを9852枚使い、9.9メートル×12.8メートルの巨大なモザイク画を作り、ギネス記録を更新した女性が現れました。
義理の母の誕生日プレゼントとして作った肖像画なのですが、とにかくそのスケールには圧倒されてしまいます。
「トースト・モザイク」のメイキングエピソードと写真は以下から。Laura Hadland created world's largest toast portrait of her mother-in-law | Mail Online
誕生日プレゼントを人にあげるなら、他人とはひと味違うものをあげようと考えて、いろいろ苦労することもあるかもしれません。Laura Hadlandさんの場合、彼女は義理の母へのお祝いにトーストを使った特別なプレゼントを用意しました。彼女の義理の母の写真を元に、9852枚ものトーストを使った世界最大のトースト製のモザイク画を作成したのです。彼女は「このプレゼントは、母への愛と何とも言い表せない気持ちを抱きながら作りました」と語ります。
Lauraさんは「ギネス達成と同時に、私の最良の仲間と一緒に母の誕生日を祝うことができて本当にうれしいです。他の誰にも負けないバースデーカードができました。」と誇らしげに語ります。彼女は美術館学芸員して働いている中で、ローマ風のモザイク画を長いこと見てきて、それらのすばらしさに感銘を受け、自身の好物であるトーストで現代のモザイク画を作ったら楽しいと思いついたのだということ。
義母のSandraさんは、トーストでできたバースデーカードを見て、喜びのあまり叫んでしまったそうです。「ものすごく驚きました。娘たちがこれほどの努力が必要なものを作ってくれたことに、本当に驚き、感謝しています。ローラは最高の娘です!だって、今までもらった中で最高の誕生日プレゼントで、しかも私は今、ギネス記録保持者なわけですから。」
モザイク画と、そのモデルになったSandraさん。
今回Lauraさんがギネス記録更新した「トースト・モザイク」は、ギネス世界記録審査員によって10月17日に公式に世界最大のものだと認められました。。これ以前に「トースト・モザイク」の世界最大記録を保持していたのは、121.93平方メートルの作品で、今年2月にオランダの学校でスタッフと学生によって作成されたものでした。
モザイク画というと学校などの行事でチームを組んで取り組むものというイメージがありますが、Lauraさんはギネス記録更新のために、製作を手伝ってもらうボランティアを募集し、40人の仲間を集めることに成功。募集にはFacebookを活用したのですが、それは携帯キャリア大手のHTC後援によるソーシャル・ネットワーキング・プロジェクトの一部であったということです。しかしながらそのユニークな手法のために、母と祖母に連れられた8歳の少女も製作に参加したということです。
製作中にちょっとつまみ食いしたくなるような、香ばしいにおいがしてきそうな大作ですが、この後これらのトーストは食べたりしたのでしょうか、ちょっと気になってしまいます。
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